妻がシャープのホットクックを購入した。
時短料理界では圧倒的に人気らしい。
6万円の鍋⁉
役割的には鍋の系統ということになりそうで、価格は約6万円とのこと
普通に使える鍋なら2千円、過去に自分が購入して感動した圧力鍋は5千円だったので、価格はそれの10倍を超えている。
この価格帯になってくると高機能オーブンレンジとか、高級炊飯器の位置付けになってくる。
私はその便利機能の詳しい中身を知らないし、まだ我が家に届いたばかりでホットクック料理を出されたこともないのでそのコストパフォーマンスは分からない。(いずれ成果報告するかもしれない)
しかし妻は大きな買い物の前にはかなり徹底してユーザー評価(口コミ)を調べるので、おそらく普通の鍋の数十倍の価値があるのだろう。
ホットクックという名の高級鍋の真価は今後発揮されるとして、今回は料理の時短の行き先を考えてみたい。
従来の料理の時短は工程を減らすこと
何事もスピードアップしている現代では、他の家事と同様に料理も時短がもてはやされている。
本屋でレシピ本コーナーを見渡せば時短を売りにする料理本は売れ筋として平積みされている。
共働きが増えているのだから当然だろう。
我が家でも平日に職場で食べる昼食を準備するため、週末に10品くらいのおかずを作っている。
週末は他にも掃除など平日にはできない家事をやる必要があり、それ以上に休んだり遊んだりしたいので、時短レシピをフル活用している。
時短レシピは確かに昔ながらのレシピより早く作れる。特に電子レンジを多用できると加熱の時間が短くなり、かき混ぜたりする火の番がなくなり、料理中の洗い物が減って料理が捗る。
…しかし依然としてキッチンに張り付いていないといけない。
時短レシピは言わば作業工程は減るが、自動化と言えるほどではない。
人間の動きを速くするのにも限界がある。
これからの料理の時短は工程をなくすこと
自動化の流れは工業製品の生産分野から発展してきたが、一般家庭の料理という分野にもようやく進出してきた。
これからは食材を入れたらほどなくして料理が出てきて食べられる。というスタイルになっていく。すなわち調理という工程そのものがなくなる。
私は料理を含めた家事作業を楽にする、もしくは家事時間を減らすことは大歓迎なので、妻には大いにホットクックを活用してもらいたい。
(ホットクックも食材の下処理は人がやるので完全自動化ではないが、半自動というところか)
料理は何かと面倒だ。献立を選ぶのも作るのも片付けるのも負担という側面が大きい。
料理が苦手な妻が、高級鍋でおいしい料理を作り、料理に自信を持ってくれて生活のストレスが減るのだとしたら、6万円は安い買い物だろう。
ちなみに家庭料理が将来的に完全自動化されたら、今の家庭料理の響きが持つ素朴さはなくなるのだろうか。
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