共働きで2人姉妹を育てる父親の生き残り戦略

5歳と3歳の姉妹を育てています。2020年4月~5月前半:育休準備編 5月後半~8月:育休編 9月~:片働き編。2022年5月~:共働き編

新型コロナウイルス感染症の妊婦への影響まとめ(登園自粛9日目)

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 妻が産院から「出産の心得」のような冊子を受け取ってきて、私に手渡してきました。

妻本人は既にその冊子を読んでいて、また2回目の出産のため要領は得ています。一方で1回目は里帰り出産で私の関与が少なかったため、私も読むべきという意図のようです。

 

 

冊子の表紙には病院名が書いてあり、どうやら病院独自の作成物のようです。

内容量は100ページほどあって読み切るのはなかなか骨が折れます。

書いてあることは私にとって初めて知ることが多いので参考になります。

 

さて、この冊子に書いてある有益な情報は機会があればまとめるとして、読んでいたら別のことが気になってきました。

「長く使うために冊子にまとめた普遍的な知見は知っておくとして、最新の懸案事項にはどのように対処すべきなのか。」

最新の懸案事項とは、タイトルにもある通り新型コロナウイルス感染症です。

 

そこで妊婦への影響について、専門的な見地から出されている声明を調べてみました。

(臨月の妻を持つ私の状況で重要と感じたことの抜粋です。)

 

日本産婦人科学会、日本産婦人科医会、日本産婦人科感染症学会

3つの産婦人科系社団法人が合同ガイドラインを出しています。(医師向け)

  • 妊婦は37.5 度以上の発熱が 2 日以上続く場合、医師が帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓口)に連絡の上、対応医療機関に受診を指示
  • 院内感染拡大時には、原則帝王切開もやむなし
  • 感染が発生していなくても、面会の制限などで予防に努める
  • 帰省分娩と分娩立ち会いは推奨しない

 

補足情報としては、新型コロナウイルス感染による妊娠初期・中期の流早産や胎児奇形
を来す可能性は低いため、感染が疑われる場合は自宅安静となります。仮に感染が判明しても大部分は軽症であり薬物療法の適応はないと書かれています。
有効の可能性のある抗 HIV 薬(ロピナビル、リトナビル、カレトラ®)や抗インフルエンザ薬(ファビピラビル、アビガン®)は原則的に妊婦禁忌なので注意が必要です。

 

一方で比較的良い情報としては、同3社団法人が出している別の資料です。

既に書いた内容に加えて

  • 妊婦が感染する確率は一般人と同レベル
  • 重症化率は一般人と同じか低め

と報告されています。

 

厚生労働省

厚生労働省からも妊婦向けの対策が公表されています。

www.mhlw.go.jp

感染に関する注意点は前の項に書いたことと同じですが、肺炎にかかった場合に重症化しやすいため、日頃の感染症予防に対する注意が促されています。

 

付録

「分娩立ち会い非推奨」は我が家でも直接的に影響を受けていて、私(夫)の出産立ち会いも無しと病院から指示されています。

危機対応なのでやむを得ませんが、家族の誕生の瞬間に立ち会えないのはとても残念です。

 

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