赤ちゃん連れだと他人から話しかけられやすいと聞いたことはありましたが、子育てを始めてから、実体験として確かに話しかけられることが増えています。
私は男親で、知り合いからの評価はおおむね「親しみやすい感じではない人」なのですが、それでも赤ちゃんを連れていると2~3日に1回は話しかけられました。
赤ちゃんの持つ「接したくなってしまう雰囲気」はすごいものだと感心します。
今回は他人が「接する」場合についてケース分けして、親はどうすべきかを考えます。
要素としては、「合図を送る対象」と「合図を送る方法」の掛け合わせとなります。
「合図」とは分かりやすく言うとコミュニケーションです。
「対象」の具体例は親もしくは赤ちゃんです。
「方法」の具体例は見つめる、話しかける、触れる、です。
以下では、それぞれのケースについて書いていきます。
他人が親を見つめる
いきなりですがこのケースは(接したいという意味では)基本的にないです。
理由は他人が接したいと思う対象は赤ちゃんであり、親を見つめる行為では目的が達成できないからです。
逆に接したくないという意味では、泣き続ける赤ちゃんに対して、その親に非難の目線を送るケースはあります。
他人が赤ちゃんを見つめる
赤ちゃんがベビーカーに乗っていたり、親に背負われている時に起きやすいケースです。
赤ちゃんは視界に入った顔をじっと見つめ、他人はそれを受けて微笑む、平和な空間です。
親はその空間にはいないようなものなので、特に何かをする必要はありません。
他人が親に話しかける
「あらかわいい」という感想や、「(生後)何ヶ月?」という質問を他人が親にするケースです。
親に話しかけられているので、ここで無反応ではいけません。
感想には適度な相づち(多くは「ありがとうございます」)、質問には簡単な回答をしていきます。
ここでもし育児論や無用の詮索が始まったら、やるべき反応は「立ち去ること」です。時間的にも精神衛生的にもその方が得策です。
稀に「頑張ってね」といった親へのエールをもらうこともあります。
他人が赤ちゃんに話しかける
「ママ(パパ)とお出かけ、楽しいわね~」といった言葉が赤ちゃんに向けて投げかけられることがあります。
ここでも油断せずに適度な相づちで親が応答しましょう。
赤ちゃんが言いそうなことを親が代弁できればレベルが高いです。
私はこのルールを知らずにしばらくの期間はスルーしてしまってました。
他人が親に触れる
このケースも親を見つめるケースと同様に、基本的にないです。
もしあったらベビーカーを奪われないように、一目散に逃げるしかありません。
他人が赤ちゃんに触れる
意外とあるのが親に無断で赤ちゃんに触ろうとしてくるケースです。
正直怖いです。無抵抗なら何をしても良いという雰囲気を感じます。
他人が「赤ちゃんに触らせてほしい」と親に頼んできた時に承諾するのは親の裁量となりますが、過去には痛ましい事件も発生しているので、不用心に応じない方が良いです。
またお菓子をくれる、といった類の行為も「触れる」の範疇になると思います。
赤ちゃんは食べられるものがかなり限られているので、他人が出してきたものを与えるのは危険です。親が受け取って破棄が無難です。
今回は「対象」と「方法」にフォーカスして分析しました。
しかし実際には周囲の環境とか、親や子供の状況といった要素も影響しそうなので、いつかまとめていければと思います。
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