自宅で長女(1歳半)のトイレトレーニングを始めました。
保育園ノートには既に何度か、保育園でトイレの練習をしたことが書かれていました。
そこで補助便座を購入し、家で試してみることにしました。
トイレトレーニングの位置付けと結論
トイレトレーニングは幼児期の育児の中では難易度が高い方に位置付けられます。
タイミングが難しく、失敗してあるべきでない場所にしてしまった時のダメージはかなり大きいからです。
そのため、トレーニング開始は親としても普段より緊張していました。
しかし結果として親の心配は杞憂に終わり、(今のところ)長女はトイレが大好きになっています。
トレーニング第1回
長女は既に自宅のトイレの場所を認識していました。
教えたことはないのですが、私がリビングを離れる際に長女が泣かないように、「トイレに行くから待っててね」と言って入っていった場所を学習していたようです。
そこでまずは長女をトイレに入れ、様子を見てみました。(トイレの扉は開けてあります。)
すると長女は難なく便器の上蓋を開け、「トイレ!」と言いました。
次に親がトイレの水を流してみました。
自分が流されてしまいそうで怖がる子も多いと聞いていましたが、長女はあっけらかんとして流れる水を見つめていました。
トイレに対する恐怖心はないようなので、買っておいた補助便座をセットしました。
単なる穴開きイスではなく、アンパンマンの声やメロディーが流れる電子機器です。
トイレトレーニングにもIT化の波を感じます。
子供用品店でアンパンマン、ミッキーマウス、動物イラストの3種類の補助便座を長女に見せて選ばれました。やはりアンパンマンは人気者です。
幼児期を過ぎるとミッキーマウスに追い抜かれるかもしれませんが、不動の地位を築いています。
ちなみに価格は、動物イラストを基準にするとミッキーマウスが1.5倍、アンパンマンが3倍です。アンパンマンは愛と勇気だけが友達なので、長女の相手をしてもらうには金を積むしかありません。
それはさておき、買った帰りに長女が自ら抱きしめてベビーカーに乗り、途中で寝るまで離さなかった注目の品です。トイレタイムが楽しくなるに違いありません。
案の定、長女はアンパンマン便座にまたがると嬉々として持ち手を握ったり、メロディーボタンを押したりしていました。
とても気に入っています。
しかし目的は音を出すことではなく、便を出すことです。
そこで「おしっこ出た?」と訊いてみました。
反応はノーでした。
何度か訊いた後、今回は出ないと判断して長女を便座から降ろそうとすると、長女は「イヤイヤ~」と拒否します。とても気に入っています。
私が力づくで降ろしては長女が登ろうとするので上げてやる、という流れを何度か繰り返した後、他の遊びを提案してそちらに気を向かせることができました。
トレーニング第2回
夕方にもう一度チャレンジしてみました。
今度は夕食後です。後から思えばこれはチャンスでした。
前回と同じように長女をトイレに誘うと、嬉しそうに向かっていきました。
そして今回もアンパンマン印の電子機器にまたがって楽しそうに遊んでいます。
ついには便座から降りて「積みトイレットペーパー」を始めてしまいました。
続いてはトイレットペーパー・サイクロプスです。
実に楽しそうです。
しかし楽しい時間が経つのは早いです。
トイレに順番待ちができてしまいました。
こればかりは仕方がないので無理やり長女を抱き上げてリビングに移動しました。
長女は泣いています。ものすごい勢いで泣いています。
気付いたら長女の手足や床が濡れていました。
漏らしたのかと思うほどでしたが、オムツはトイレを出た直後に付け直してあります。
補助便座は持って出たのに号泣してしまう、それくらい悲しい別れだったようです。
私が「順番だから待っててね」と言うと、長女は「じゅんばん、うぅー、じゅんばん…」と呟き、幼いながらに頑張っていました。
順番待ちが解消したのでトイレに戻りました。
すると怪しい気配が漂っています。気配というか、ニオイです。
これはもしやっ!と思ったのも束の間、やはりオムツの中に固体のアイツがいました。
それでも長女はもう一度便座に座って楽しくしていましたが、トイレにうまくシュートすることはできませんでした。
チャレンジ初日を終えて
始めから成功しようと思ってはいけません。
排泄はオムツという当たり前から、トイレという当たり前に変えていく、つまり習慣を変えることなので辛抱強くやっていく必要があります。
幸いに長女は(今のところ)トイレがものすごく好きなので、機嫌を見極めなくても、気付いたらやるくらいで良さそうです。
しかし、、、惜しかった、、、、、。
結果はともかく、便座の成果はあるのかもしれません。
|
↓ ブログランキング参加中です。記事が良ければ応援クリックお願いします。