新型コロナウイルス感染症の影響で乳幼児健康診査が中止となっていましたが、緊急事態宣言が解除されてから数日後に再開の通知が来たので長女(1歳半)が受診しました。
ただし通常のような、定められた日程で区役所にて行う方式はクラスター感染のリスクが高いことから、対象年齢の乳幼児(4ヶ月、1歳6ヶ月、3歳)が個別に小児科及び歯科で健診を受ける事になりました。
歯科検診
主に以下の点がチェックされていました。
- 虫歯の有無
- 歯の生え具合、歯並び
- 普段の歯磨き状況
- その他、親が気になることの確認
実際に歯磨き指導もありました。
1歳半くらいだとまだまだ親の仕上げ磨きでじっとしていてくれないので、歯科医師のアドバイスが参考になりました。
個人的に驚いたのは、歯が生えてすぐの時期からデンタルフロスを勧められたことです。
それと手づかみ食べが食育に良いということでした。
手で食べ物の温度や固さを感じてから口に入れることによって感覚が養われるそうです。
ううむ、何となく独特な考え方の歯科医に当たったような気がします。
小児科健診
いくつかの項目に分けて検査が行われました。
積み木
指先の発達を確認するテストです。
絵本を見せながら動物の名前を呼んだ時に正しく指をさせるか、などもテストしていました。
普通に育っていればできるようになっていることなので比較的簡単なテストですが、能力は育っていてもテストの場でうまくいかないことも多いようです。
家ではできていても、病院という慣れない場所で始めて会った人を前にいつも通り遊ぶのは少し難しいです。
その場合はスタッフが親に家での様子を質問してOKとする感じでした。
身体測定
身長と体重を測定し、結果を成長曲線に当てはめて比較する検査です。
頭囲と胸囲も測定します。
大人に比べて誤差の影響が大きいので、体重はオムツも脱いだ全裸の状態で測定しました。
また身長は横になった状態での測定でした。
弱視スクリーニング
視力を測定するのではなく、弱視の疑いがあるかどうかを確認するテストです。
https://child-clinic.or.jp/Amblyopia_screeningtest
子供から見るとカメラのような装置が多色多数のLEDで点滅し、音も鳴っていました。
意思表示による確認が難しい乳幼児でも、本能的な反応を捉えて正確にテストできるようになっています。
弱視は4歳以下で治療を始めればほとんどが改善できるので、1歳半の段階でスクリーニングできるのはありがたいです。
問診
医師による問診で普段の生活状況から身体の発達状況の確認がありました。
普通に生活できていれば、短時間で終わります。
栄養指導
栄養士による普段の食事状況の確認です。
こちらも身体測定の結果が正常の範囲なら基本的にOKです。
長女は全て問題なかったので、安心しました。
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