実家の親が「食品や生活用品を送りたい」と時々言ってきます。
生活物資はあると役に立つのですが、親に送ってもらうことについては悩ましく感じています。
私の親が私(の家族)のためにと送ってくれるので、私にとっては無料で手に入るものなのですが、毎回釈然としない思いに駆られます。
歩いて買いに行けるものに対して送料がかかる
私の親は「野菜などの食料品を用意したから送る」という申し出を受けるのですが、野菜は私の自宅近くでも手に入ります。
実家では多少安く手に入るのかもしれませんが、送料を含めた合計金額は明らかに割高です。
ネット通販で購入し、私の家をダイレクトに送付先にしてくれればまだいいのですが、実家から発送されるので余計な送料がかかっています。
不必要に値段の高いものを買ってしまう
(実家から見て)孫ができてからは、知育玩具やタオルを送りたいと言われるようになりました。
OKを出すと親が選んだ品物が送られてくるのですが、新品かつ最新のおもちゃが選ばれます。
親としてはいいものを贈りたいと思った結果なのですが、私は不必要に高いと感じてしまいます。
自宅近くの子育て支援センターに行けば無料でおもちゃを使って遊べますし、子供が特に気に入ったおもちゃを買えば無駄になるリスクが低いです。
また子供のおもちゃは雑な扱いに耐えるようにできている(ことが多い)ので、中古で安く手に入れればいいと思っています。(衛生面の配慮は必要)
親は孫に対して張り切ってしまうので、無駄が多く感じてしまいます。
率直に言えば私が自腹を切ってでも無駄を省き、将来にお金を残しておいて欲しいところです。
喜ばれたいという気持ちが先行している
上に書いたことは金銭面なので「親が自分で稼いだ金をどうしようと勝手」と割り切ることもできるのですが、精神面が気になります。
親は私(の家族)のことを想っての行動と考えているのですが、私には親自身の都合が最終目的なのではないかと思えるからです。
過去に何度か贈り物の申し出を断ったのですが、その時に必ず「親孝行と思って受け取ってくれ」と言われました。
こうなるともはや「相手の生活を良くすること」よりも、「自分が良いことをしたと感じること」が優先されています。
私は親に対する感謝を強いられている印象です。
残念ながら、それが実証されてしまったことが最近ありました。
スチームアイロンを送ってもらった
スチームアイロンは実家では使わないため、私が使うか訊かれました。
私の仕事着は形状記憶シャツなのでアイロンは不要なのですが、親が何度か打診してくるので引き取ることにしました。
この時点でスチームアイロンに対する私の便益はゼロです。
そして荷物はなぜか平日16時~18時の時間指定で送られてきました。
この時間帯は夕食準備や保育園迎えで忙しい時間ですが何とか1回で受け取れました。
荷物にはアイロンの他に絵本も入っていました。
親への報告として「子供が絵本を読んでいる動画」と「次回は週末午前中の指定にして欲しい旨」を伝えたところ、「了解」とだけ返信がありました。
通常だと親からの返信は「荷物に対する想い」や「孫の成長の喜び」などがそれなりの文量で帰ってくるので、「良かれと思ってやったことが相手から喜ばれなかった」ことに対する不満が「了解」の2文字に現れていました。
子育てをするようになってから親への感謝は増していて、親が私(の家族)のことを考えてくれていることも理解しているのですが、「相手がしてほしいこと」と「自分がしたいこと」の混同を感じると、素直に受け取れないのが悩ましいところです。
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