共働きで2人姉妹を育てる父親の生き残り戦略

5歳と3歳の姉妹を育てています。2020年4月~5月前半:育休準備編 5月後半~8月:育休編 9月~:片働き編。2022年5月~:共働き編

母乳育児のために食費がかさんでいるが気にしない(育休58日目)

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1ヶ月半ほど前に次女が生まれてから、食費がかなり上がっています。

家計簿とかで詳しく調べたわけではないのですが、食料の買い出しと料理を全てやっている私の体感的に、食費が3割くらい増えてそうな感じです。

気にはなるのですが、しばらくは気にしないことにしました。

 

 

食費増加の最大要因は授乳です。

(次女は母乳が足りない時に粉ミルクを追加する混合授乳で、母乳はだいたい9割です。) 

 

授乳に必要なエネルギー

厚生労働省が出している日本人の食事摂取基準(2020 年版)によると、授乳に必要なエネルギー(付加量)は350 kcalです。

菓子パン1個程度、意外と少ない印象です。

 

この数値の根拠は以下のように説明されています。

① 平均的な授乳量780 ml/日と母乳のエネルギー663 kcal/Lから

母乳のエネルギー量(kcal/日)=0.78 L/日×663 kcal/L≒517 kcal/日

 

② 産後ダイエット、つまり産前の体重に戻す場合に想定される、減らすべき食事量は

体重減少分のエネルギー量(kcal/日)=6,500 kcal/kg 体重×0.8 kg/月÷30 日≒173 kcal/日

 

結果として、①授乳エネルギーと②ダイエット分の差である350 kcal(正確には517-173=344 kcal/日)が推奨されています。

 

ただし別の章では、「生後5ヶ月までの授乳量は1日あたり約800 ml、エネルギー摂取量は約600 kcal」と書かれているので、報告書が参照する研究結果による変動があります。

 

ともかく母乳育児は350 kcalでいい、という結論です。

(個人的には「母乳自体のエネルギー<母乳を作るためのエネルギー」だと思うのですが、そのような情報が見つからなかったので今回は同じとみなします。)

 

余談ですが母乳と粉ミルクでは 6ヶ月までの体重及び身長の増加に有意差はないとされています。

 

妻の食事量の増加

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栄養学的には350 kcalという大したことのない増加量でしたが、妻はそれよりかなり多く食べるようになりました。

厳密なところは不明ですが、1日3食の量が5割増し、そして1日3回の間食で合計1000 kcal以上は増えている印象です。

 

食費は増えるが気にしない

授乳によって食費は上がりました。

まず食べる量が増えました。

そして食事の質も上げたためです。

 

それでも食費の節約はしません。

 

今のところ食費が生活費に占める割合は2割弱です。

食費が(多く見積もって)1.5倍になったとしてもその影響は大きくなく、金額的にも2万円程度です。

 

そして授乳は1年程度の期間限定です。

 

また一般的に母乳の方が粉ミルクより(食事量の増加を含めても)経済的とされています。妻に感謝!

 

食事の量を減らすと栄養が不足し、質を下げると満足度が下がります。

乳幼児の育児期間中は行動がかなり制限されてストレスが溜まりやすく、食事の満足度がストレスに直結します。

(持論です。詳しくは以前に書きました↓)

brushwoodcape.hatenablog.com

 

 

このようにデメリットの方が大きいので節約はせず、また妻が食費のことを気にしないように(私が)振る舞うことにしました。

 

と言いつつもやっぱり気にはなります。

苦肉の策で妻だけにおかずを出すこともあるのですが、勘がいいから薄々感じているのかな。

 

 

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