共働きで子供のいる家庭を運営していくには、夫婦で仕事と家事と育児を分担していくことが必要になってきます。
それぞれの最適な分担比率は家庭によって異なりますが、夫婦双方とも3要素全てに関与するのが理想です。
ただし仕事・家事・育児を高いレベルでこなせるようになっても、妻が満足するとは限りません。
家庭マネジメントはタスクマネジメントだけでなく、ヒューマンマネジメントがとても大事です。
そこに性差によって生じる見えない壁を感じています。
家事と育児をやりまくったら、妻の不満が噴出した
自己認識の範囲なのですが、私は家庭のことを極めてしっかりやっています。
それ自体は父親(≠日本的父親像)として当然のことなので、特に誇る部分ではないです。
2歳手前の長女と生後2ヶ月の次女をしばらく1人で世話することもできると思います。
(実際にやったことはなく、かなりきついことは分かっているので断定はできません。もちろん仕事はできません。)
そのような状況なのですが、妻は今の生活に満足していません。
むしろ家事・育児スキルを高めて私がドンドン進めてしまうと、妻は疎外感を覚えるようなのです。
次女が新生児だった2ヶ月前よりも今の方が育児の負荷は減っているはずなのですが、ストレスによる妻の爆発頻度は上がっている気がします。
機械的スキルを高めたら、人間的スキルも高める必要がある
妻のストレスが爆発する直接の原因は24時間育児による睡眠不足なのですが、潜在的要因として「私のヒューマンスキルが足りていないこと」があるようです。
妻はいずれ訪れる職場復帰後の生活、そして子育てをしながらのビジネスキャリアについて不安要素があり、それを私に相談するものの良い回答が得られないことに不満を持っています。
数日前に4時間くらい議論することになった時の妻の意見を要約すると、「私が日頃から解決方法を考えても良い案が思いついていない。だからあなたに相談して解決するとは思ってないけど、話はしっかり聴いて欲しい」でした。
むむむ…解決しなくていいのか?それでも真摯に聴く(≠聞く)必要があるのか???
「相談しても状況が良くならないなら話さない」主義の私には難しすぎる話をされました。
後日インターネットで調べてみると、これは男女のコミュニケーション方法の違いに起因するようです。
例えばこちら↓
こうなるともうお手上げです。
実効性がないと分かっていてもやらざるを得ません。
良く言えば、「相手に合わせてコミュニケーションする」ということになるのでしょう。
まとめ
父親としての役割が充分にできるようになってきたら、夫としてパートナーの気持ちに真摯に寄り添っていくことで夫婦関係が円満になります。
これは子供のいない夫婦でも有効ですし、家事・育児ができなくても大事です。
ただし、夫が仕事・家事・育児どれも完璧なくらいこなすと「俺の方が多くやっているのに何が不満なの?」という姿勢になりやすい(と思う)ので、家事・育児スキルが高い人ほど注意が必要と言えます。
自戒を込めて。
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