赤ちゃんがいる家庭では、家で過ごす時間が圧倒的に長いです。
というかほぼ自宅で過ごします。
そして赤ちゃんは暑さに弱いので、夏場はずっとエアコンで冷房することになります。
一般的なエアコンは室内の空気を冷やして循環させるだけで空気の入れ替えはしないため、換気が問題になります。
しかし冷房効率が下がるため、窓を開けての換気は怠りがちです。
(それでも建築基準法によって、2時間で室内の空気が入れ替わる量の24時間換気システムの設置が義務付けられています。ただし2003年以前の物件には義務付けられていません。)
換気が充分でないとカビが発生しやすくなるため、注意が必要です。
カビが生えやすい場所
注意すべきポイントは3種類です。
- 水回り(浴室、キッチン、トイレ、洗面所、洗濯機など)
- 密閉空間(押入れやクローゼットなど)
- 掃除の手が行き届きにくい場所(エアコン内部、家具の裏、窓際など)
赤ちゃんが一日の大部分を過ごすリビングにカビが生えると部屋の空気汚染が心配です。
リビングのカビ注意設備はキッチン、エアコン、窓際です。
我が家ではキッチンは日々手入れしていて、エアコンは夏前にフィルター清掃しました。
窓際については、特に湿った空気が滞留しやすいカーテンが要注意です。
梅雨が明けて洗濯日和になったので、今回は以前から汚れが気になっていたカーテンを洗濯することにしました。
カーテンの洗濯手順
いくつかの解説サイトを参考にしてカーテンを洗濯しました。
次回のための記録のようなものなので、読み飛ばしても差し支えありません。
詳しい方法は専門の解説を参照ください。
カーテンを外してたたむ
掃き出し窓(背丈より高い窓)2面分と、引き違い窓(腰から頭の高さの窓)1面分のカーテンを洗濯します。
上側が遮光カーテン、下側がレースカーテンです。
たたむのは結構時間がかかります。
所要時間は後半にまとめて説明します。
カーテンを漂白剤で浸け置きする
洗濯する前に酸素系漂白剤で浸け置きします。
手に入りやすいのはオキシクリーンとワイドハイターです。
使うのは粉末タイプで、水温は40℃が最適です。
上の写真を見て違和感を覚えた方! カーテン洗濯にお詳しいですね。
そうではなかった方! どこがおかしいのかは最後に説明します。
カーテンを洗濯ネットに入れて洗濯する
浸け置きしたカーテンをできるだけ絞って洗濯ネットに入れます。
普段は使わない大型のネットまでフル稼働です。
こんなに入るのでしょうか。
ドラム式洗濯機に全て入りました。
さすが洗濯容量11kg!
洗剤と柔軟剤の量は衣類洗濯時の半分程度、洗濯機の手洗いコースで洗います。
洗ったカーテンを干す
洗濯が終わったらカーテンを洗濯ネットから出し、元のようにカーテンレールに吊るします。
あとは自然乾燥して完了です。
カーテン洗濯の所要時間 ~ご利用は計画的に~
作業にかかった時間を一例として紹介します。
カッコがついているのは実作業が必要ない工程です。
- カーテンレールから外す:10分
- 折りたたむ:70分
- 漂白剤に浸ける:(120分)
- 洗濯ネットに入れて洗濯機に突っ込む:20分
- 洗濯する:(90分)
- カーテンレールに吊るす:30分
- 干して自然乾燥させる:(120分)
作業する時間の合計は2時間ちょっと(2:10)、始めから終わりまでは8時間近く(7:40)かかっています。
時間的には例えば9:00~16:40となり、一日がかりの作業です。
日中に干す必要があることを考えると、朝から始める必要があります。
ご利用は計画的に!
次回に向けた改善事項
浸け置き洗いにおかしい点がある、と書いた部分の答え合わせです。
始める前にカーテン洗濯の解説サイトをいくつか読んでから始めたのですが、タイトルが全て「レースカーテンの洗い方」でした。
おや?遮光カーテンは!?
・・・そうです、遮光カーテンは浸け置き洗い不要なのです。
むしろ遮光カーテンは裏地にアクリル樹脂がコーティングされていて、漂白するとコーティングを傷めるのだあぁぁぁ!!!
(ポリエステルなど素材が異なるがありますが、一般的に漂白は推奨されていません)
今回のミス実験によって、遮光カーテンを漂白すると一度で使えなくなるわけではないものの、確かにコーティングが傷むことが実証されました。
男は黙って~・・・買い直し!
…になるのかな・・・
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