Go Toトラベルキャンペーンを利用して家族4人で江ノ島に宿泊しました。
2歳児と0歳児を連れての旅行はなかなか大変でしたが、とてもいい経験になりました。
乳幼児、特に0歳児がいると行動がかなり制限されます。
その中で旅を楽しむにはどうすべきか、気づいたことや注意点を紹介します。
前回の記事では写真で旅行の概要を説明しました。
今回は考察編です。
旅行の動機
旅行を計画する前から、乳幼児連れが大変なことは分かっていました。
その上で実行を決断したのは、主に以下の理由です。
上から順に優先度が高い項目です。
- 妻の精神的疲弊(主に乳児育児による自粛生活のストレス)
- 新型コロナウイルス感染症による、各種イベントの中止
- Go Toトラベルキャンペーンによる金銭的サポート
- 私が有給を取りやすい時期だったこと
特に自粛生活による妻のストレスは、目に見えて高まっていました。
こうなると日常の改善ではストレス解消は望めず、普段と全く異なる環境で非日常を感じるしかないという結論に達し、旅行を計画しました。
Go Toトラベルキャンペーンによるサポート
今回はGo Toトラベル事業を利用して旅行したため、以下のサポートを受けることができました。
・宿泊料金の割引として約2万円(旅行代金の35%)
・食事や買物に使える地域共通クーポンとして9千円(旅行代金の15%)
今回は旅行代理店を通したパックツアーではなく、旅行サイトからホテルを手配したため、割引対象となる旅行代金はホテル代のみ(移動費用含まず)です。
乳幼児連れ旅行の戦略
旅行時の戦力は次のようになっていました。
私と妻:健全、不安要素なし
長女:2歳、一度に歩ける距離は500mほど
次女:0歳4ヶ月、完全介護が必要
このような状況から、旅行先での過ごし方は以下の方針としました。
ホテルのグレードやサービスは、丸一日外出しなくても楽しめるものにする
乳児の体調は不安定です。
元気だったかと思えば突然体調を崩すことがあります。
そして一度不調になると、その状態が何日も続くこともよくあります。
むしろ旅行することによって慣れない環境に適用できずに体調不良や不機嫌になる可能性も、日常生活より高いです。
そうした環境適応面の不安もさることながら、2~3時間ごとに授乳やオムツ替えがある状況では、極力外周せずにホテルにいる方が安心です。
一般的には旅行先で観光を楽しみ、ホテルは主に食事と睡眠の場所ですが、乳児連れの今回はホテルから一歩も出られない状況でも滞在を楽しめるよう、グレードが高めでサービスが充実しているホテルを優先的に選ぶことにしました。
朝夕の食事はホテル内レストランではなく、部屋で食べる
次女が生まれる前、長女が1歳前後の時の旅行経験をもとにこの条件を付けました。
その時はホテル内レストランでの夕食で、開始時刻が18時でした。
コース料理が順番に運ばれてきて、最後にデザートが出てくる頃には20時近くなってしまい、長女は途中で眠たくなってしまいました。
料理メニューやスタッフによるもてなしは良かったのですが、残念ながら時間ばかりが気になってやきもきした思い出になっています。
大人だけならゆっくり食事を楽しむのは贅沢な時間なのですが、子連れだと自分が食べながら離乳食を与えたり、寝かしつけの時間が気になったりしてなかなか食事や会話に集中できません。
それに対して部屋食であれば、いざという時には子どもを布団に寝かせられるという安心感があります。
旅行スケジュールに観光の予定を入れない
今回は旅行メンバーのうち2人、割合にして50%が戦力外です。
このチームでガンガン攻めるのは辛いものがあります。
そのため今回はむしろ、事前に計画する旅行スケジュールに観光の予定を入れないことにしました。
乳幼児連れだと計画的・効率的にスケジュールをこなすことはほぼ無理です。
いっそのこと、思ったより元気そうだから外に出るか、というくらいの気持ちで過ごす方が滞在を楽しめるかもしれません。
こうなると旅行というよりは、本来の意味でのバカンスですね。
旅行費用のまとめ
今回の旅行費用の概算です。
・ホテル 40000円(Go Toトラベルキャンペーン補助2万円)
・レンタカー 12000円(普通車)
・移動コスト 1500円(高速料金、ガソリン代)
・食事代 0円(ホテルの食事及び地域共通クーポン利用のみ)
・観光費 0円(地域共通クーポン利用)
雑費を含め5万5千円ほどで4人家族2泊3日の旅行を楽しむことができました。
旅行のまとめ
- (妻の)育休中も旅行などで生活に潤いを持たせることは大事!
- 子連れ旅行は近場から始めるのが無難
- 旅行先で観光できなくてもいいように、滞在先のグレードを上げておくのがとても大事
- Go Toトラベルキャンペーンはかなり強力なサポート!