長く一緒に生活していたデグーと別れることを決めました。
2歳になった長女を別れに立ち会わせることはできませんでしたが、 家族としての愛情が感じられる出来事でした。
その分だけ、辛くもありました。
デグーとの共同生活の悩み
ピョン太と名付けたデグーを飼い始めたのは2年半前でした。
長女が生まれるより前、妻と私のDINKS(子なし夫婦)時代から一緒に暮らしています。
子供がいなかった時は子供のように可愛がり、長女が生まれてからは一緒に育て、最近は長女も餌やりをして可愛がるようになりました。
しかし次女が生まれてからは、なかなかペットの生活を充実させることができずに悩んでいました。
それを考えた記事はこちら↓
別れを決意し、里親を探す
悩んだ末に、デグーを手放すことにしました。
飼育しきれないのは飼い主としての自覚が足りなかったと反省するばかりなのですが、2年半前とは家庭の状況が変わり、生活の優先順位を考え直さざるを得なくなってしまいました。
そこでデグーを家族に迎え入れてくれる里親を探すことにしました。
ペットの里親募集サイトに登録し、何人かとやり取りをしました。
過去の小動物の飼育経験や現在の飼育(予定)環境、熱意などを総合的に判断して譲り先を決めました。
引き渡し当日の流れ
引き渡し時刻は長女の昼寝時間に設定しました。
2歳になったばかりの長女には、大好きな家族が連れて行かれる瞬間を目撃することはショックが大きすぎると判断しました。
運良く長女が寝ている間に里親が到着しました。
30代夫婦と2歳の子の3人家族です。
私から、世話の仕方などを説明しました。
その間にも2歳の男の子は興味深そうに近づいて手を出そうとしていました。
可愛がってくれそうです。
夫婦も朗らかな雰囲気で、熱心に説明を聞いてくれ、信頼できると思いました。
最後に譲渡契約書を取り交わして、ピョン太をお譲りしました。
こうして別れは滞りなく執り行われました。
デグーがいなくなったことに気づいた長女の反応
昼寝から目覚めた長女はいつも通りおもちゃ遊びを始めましたが、ほどなくしてデグーの飼育ケージがないことに気づきました。
長女:ぴょんたは?
私:ピョン太は散歩に行ったよ
長女:さんぽにいったんだ!
その後、夕食中に長女が話し始めました。
長女:ぴょんたは さんぽに いったんだよ!
私:そうなんだ
長女:ぴょんた かえってくるかなあ
私:(うっ・・・)遊んだら帰ってくるよ
長女:そしたらあそぼ!
私:そうだねえ
ピョン太に対する長女の想いの深さに感心しつつも、純真な反応に辛さを感じる出来事でした。