共働きで2人姉妹を育てる父親の生き残り戦略

5歳と3歳の姉妹を育てています。2020年4月~5月前半:育休準備編 5月後半~8月:育休編 9月~:片働き編。2022年5月~:共働き編

育児記録アプリを新生児から丸1年使ったら、一生残せる育児記録になった

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無料で使える育児記録アプリのぴよログを使って、赤ちゃんが生まれたその日から1歳の誕生日まで丸々1年間使い倒しました。

 

その結果として、日々の育児管理だけでなく一生残せる育児記録になったので、個人的な活用方法を紹介します。

 

 

ぴよログには有料プランもありますが、ここで紹介する方法は無料で提供されている機能のみで試すことができます。

 

育児アプリへの記録方法

アプリをダウンロードしたら、子どもの名前や生年月日などを入力してアカウントを設定します。

 

アカウントの準備ができて、赤ちゃんの世話イベントが一息ついたら、アプリに育児記録を入力していきます。


一通り入力した時のアプリ画面はこのようになります。

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画面下にある「母乳」「ミルク」などのアイコンをタップして必要事項を入力します。

例えば「ミルク」なら100ミリリットル、「寝る」なら何時何分、とかです。

 

時間はスマートフォンの時計と合っているので、育児直後ならアイコンタップのみで記録できます。

始めから戸惑うことなく、慣れれば10秒足らずで入力できる項目が多いです。

 

散歩や通院、予防接種など、乳児期に発生する育児項目は基本的に網羅されており、また独自項目を追加することができます。

 

1年間記録して明確に示された、乳児期の急激な生活サイクルの変化

ぴよログには、育児記録を1週間分を一括で表示する機能があります。

1週間というスパンでまとめてみると、個々の日の状態や成長段階ごとの傾向がよく分かります。

 

特に成長段階については、赤ちゃんが急激に成長していることが顕著に現れます。

 

ここからは、以下の成長段階に分けて、1週間の生活サイクルを掲載していきます。
・生後0ヶ月(新生児期)
・生後1ヶ月
・生後2ヶ月
・生後6ヶ月(半年)
・生後11ヶ月(1歳直前)

 

生後0ヶ月(新生児期)

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まずは図の見方を説明します。

 

上の画像で縦のラインが日曜~土曜で、上から下にかけて0時~24時の時間の流れを表しています。

たくさんある○は授乳の時刻(1時間ごと)で、2色あるのは混合授乳(母乳・ミルク)のためです。

 

新生児期は3時間おきの授乳のため、1日に10回くらい授乳しています。

 

次に排泄です。下の画像に□で示されている通り、1日に5回くらいうんちしています。

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そして睡眠はというと、下の画像で青くなっている部分が寝ている時間です。

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1日の平均睡眠時間は15時間でした。

見て分かる通り、昼夜を問わず寝起きしています。

新生児期は、まさに24時間体制の育児です。

 

さて、それではここまでに紹介した授乳、排泄、睡眠を重ね合わせてみます。

 

その結果がこちら

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ごちゃごちゃしていますが、要するに新生児期は「寝ている時以外は何かしら面倒を見る必要がある」ということです。

 

経験のある方はご存知の通りだと思います。

(夕方にある△と◇は、入浴と体重測定です。)

 

生後1ヶ月

次に、生後1ヶ月が経過した頃の生活サイクルです。

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新生児期よりはだいぶ授乳・排泄の回数が減っています。

4時間ほど連続で眠れるようになっています。

 

それでもまだ、深夜・早朝に起こされる日々が続きます。

 

生後2ヶ月

生後2ヶ月が経過した頃の生活サイクルです。

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授乳回数は生後1ヶ月とあまり変わりませんが、夜9時~翌朝6時まで連続して眠れるようになっています。

(このあたりは赤ちゃんによって違いが出るかもしれません。)

 

ただしまだ夜通し眠るだけの栄養補給ができないため、親の就寝直前に授乳しています。

 

赤ちゃんの方は眠りながらミルクを飲み、飲み終わるとそのまま静かに寝入っていて驚いた記憶があります。

 

こうなると、親としてもかなり育児負担が減って楽になってきます。夜通し安眠最高!

 

生後6ヶ月(半年)

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生後半年を経過すると安定して夜通し寝てくれるようになり、昼寝も3回くらいで時間も短くなっています。

 

食事面では離乳食(緑の○)が始まり、排泄面では色・臭い・硬さともに大人のものに

近づいてきます。

 

起きている時間が長く、自力で動き回れるようになります。

親としては成長を感じられる反面、目が離せなくなってくる頃ですね。

 

生後11ヶ月(1歳直前)

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1歳を迎える頃になると、1日4回の離乳食(+ミルク)とおやつでしっかり栄養補給できるようになっています。

 

生後1年間の成長はどの程度か

さて、ここまで生後0ヶ月、1ヶ月、2ヶ月、半年、1年の生活サイクルを見てきました。

 

ところで1年の成長の成果をダイジェストにまとめるとどうなるでしょうか?

 

それではこちらをご覧ください。

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一日の育児イベント数が段違いです。

 

少なくとも、新生児期は両親ともに交代で番をしつつ育児に専念すべきと思います。

 

世間では父親の育休取得率が10%未満ということが昨今話題になり、男性版産休の創設も決定しています。

 

そういった制度の整備も大事とは思いますが、画像のような形で育児の実態を見えるようにするもの動機付けとしては大切かな、と思っています。

 

この記事が父親の育休取得に役立てば幸いです。

 

一生残せる育児記録

我が家では1歳の誕生日までぴよログで育児中の様々なことを記録をしました。

 

今はもう更新していないのですが、蓄積されたデータは育児の記録として大切に保管しています。

 

データはアプリで表示されるのと同じ形式で、まとめて電子データ(PDF)にすることができます。

1日1ページ、記録が多い日は2ページになるため、1年間で400ページ近い日記ができました。

 

印刷して本にすることもできますし、電子データなので場所を取らずに残しておくこともできます。

 

紙の育児ノートと比較した、育児アプリの利便性

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2人目の子どもの育児記録はぴよログで行いましたが、1人目の子どもの時は紙のノートに鉛筆で記入していました。


上の写真のように、特に新生児期は(妻が)びっしりと書き込んでいました。

 

ノートにも便利なところはありますが、以下のような利点から、総合的には育児アプリをオススメします。
・スマホ入力の方が、手書きよりやや楽
・AlexaやSiri、Googleアシスタントを使えば、両手がふさがっていても音声入力ができる(ぴよログ)
・外出時の荷物が増えない(スマートフォンは常時携帯のはず)
・子守りを夫(または妻)に任せて外出する時でも、リアルタイムに育児状況が分かる
・前回の授乳や睡眠からの時間、1日の合計睡眠時間や授乳量などを自動計算してくれる
・各種データを自動計算して、見やすく表示してくれる
・手軽に写真を入れ込める

 

特に自動計算はノートでは実現できない部分で、例えば毎日の体重を入力するとグラフにしてくれます。

これなら成長具合が一目瞭然です。

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20年後に次女本人に見せた時の反応が、今から楽しみです。

 

ああそう、という感じに流されるかもしれませんが…