小学館が保育園家庭向けに発行している「ぎゅって」というフリーペーパーの1コーナーに我が家の家計簿が掲載されました。
詳細は本紙を読んでいただくとして、概要や裏話を紹介します。
共働きファミリーの家計簿診断
読者参加の企画として、「共働きファミリーの家計簿診断」というコーナーがあります。
毎月、ある家庭の家計簿が公開され、ファイナンシャルプランナーのアドバイスが載せられます。
収入が厳しい家庭、子どもを医学部に入れたい家庭など毎月違った家庭の収支が掲載されます。
読者参加企画なので相談者を募集しており、妻が応募したところ採用が決まりました。
家計簿をつけない家庭の家計簿
取材していただいた結果、タイトルは以下のようになりました。
3人目の子どもが欲しいけれど金銭的に悩んでいる家庭はそれなりにいるのではないでしょうか。
家計簿をつけないのに家計簿診断!?という感じではありますが、実際に我が家では基本的に収支管理をせず、1年ごとの見直しとなっています。
そのため家計簿という形で収支を見たのは初めてのような感じでした。
結果はこのようになりました。
0歳児、2歳児クラスで保育料無償化ではないため、子ども2人の保育料が9万円と高いです。
少し調べたら横浜市は保育料が全国でも上位という解説を見ました。何とかしてほしいです。
保険は掛け捨ての火災保険のみなので極めて安いです。
ファイナンシャルプランナーからは「少なすぎ!万が一のことも考えましょう」というアドバイスでした。
そのアドバイスは一般論としてはもっともなのですが、自動車には乗らない、自転車の保険には入っている、事故に遭った時は貯蓄で賄えるし日本の医療制度により個人支払額には上限があることは調べてあるので、保険は最小限でいくつもりです。
家計管理の仕組み化
我が家で取り入れているのは3つです
・年収に応じて生活費を分担し、1つの口座に入れる
・できるだけカード払いにして明細を残しておく
・毎月の決まった日の預金残高で収支を把握
私はこれで家計簿をやめました(会社は辞めていません)
家計簿診断結果
ファイナンシャルプランナーからは以下のように総括されてました。
まとめると
・費用負担が公平
・固定費が低い
・金の使い方が堅実
子ども3人目も心配なしと太鼓判を押されたようです。
30代半ば4人家族の外見
家族写真をイラストにして掲載していただきました。
妻が言うには「かなり特徴を捉えている」そうです。
家計簿診断をして分かったこと
家計状況が良いことが分かって一安心でした。
記事作成にあたり、家を買うことに対していろいろ調べて知ることができました。
特に「住宅ローン VS 家賃」はよく引き合いに出されますが、結果だけでは全く意味がないことがよく分かりました。
(管理費が別途設定されていることがありますが)家賃は基本的に単一指標です。
初期費用・退去後清算費用もそれほど高額ではありません。
それに対し住宅ローンは「固定金利なのか変動金利なのか」「管理費・修繕積立金は含むか」「固定資産税・火災保険の月額評価はされているか」「頭金はどの程度か」などによって毎月の支払額が大きく変わる複数指標です。
そして取得手数料や修繕積立一時金などを合わせると、(頭金除く)初期費用が数百万円になる場合もあります。
そのあたりはファイナンシャルプランナーや不動産屋もしっかり理解していない、もしくは家を売るために曖昧にすることもあります。
「家賃とほとんど変わらない」として提示された住宅ローン月額が「頭金めいっぱい、変動金利最低値、管理費等含まず」だった場合、実際の住宅関連支払いは提示額より数万円多かった、となるケースもあり得ます。
大事なのは自分で調べて理解することだな、と心に刻みました。
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