一風変わったタイトルの記事を読みに来ていただきありがとうございます。
これから書く内容は、実際に冒険に出た話ではありません。
単に新しいスマホを買っただけで、そのスマホも安い価格帯のものです。
そのような出来事からスタートして、「大人がワクワクするためにはどうすればいいか」を考えていきたいと思います。
反応が遅くなってきたスマホに辟易して、最新機種を発売前に予約
タイトルの通り、使っていたスマートフォンの動作が遅くなってきたので、2週間前に機種変更を検討しました。
andoroidスマートフォンは発売から2年くらい経過するとOSのアップデートが非対応になってくるので、そろそろ変え時です。
販売中のスマートフォンを性能比較してみましたが、あまりピンとくる機種がありません。
私自身はそれほどスマホを使わない、かつ動作が速くなくてもイライラしない性格なので、現行機種継続か、と感じ始めてきました。
そこに新機種がもうすぐ発売、という情報が入ってきました。
価格が安い割に性能がそれなりに良いと評判の、シャオミから発売するミドルレンジスマートフォンでした。
価格は2万円台と手ごろ、そして早期予約割引もあったので思わず予約してしまいました。
待つのも楽しいお祭り前
予約から発売開始までは1週間ほど、イベントがだんだん近づいてくる時の気持ちで日々を過ごします。
先行品によるレビュー記事が出回り始め、検索履歴を元にしたサジェスト記事のタイトルから、評価が目に入ってくるようになります。
前評判は上々のようです。
こうなってくると、より期待値が高まります。
更に発送完了メールが届くと、「明日が勝負!」という気持ちになってきます。
発売したばかりの新機種が到着、仕事をしていても気になる
発売の翌日、予約していたスマートフォンが自宅に到着しました。
平日だったので在宅ながらも仕事をしていましたが、午前中の配達後は新機種が気になって仕事が進みません。
それでもはやる気持ちを抑えて午前の仕事を終えました。
(後から振り返るとフレックスランチタイムにして早めに昼休みに入れば良かった...)
昼休みに入るや否や、段ボール箱からスマートフォンのパッケージを取り出します。
うおー、予約したのと同じだ~!
それは当たり前なのですが、気持ちが高まっているので箱を見るだけでワクワクします。
一方で昼休みの時間は限られているので、手早く中身を取り出して並べます。
「おお~、本体だけじゃなくてソフトケースも付いてる!」
「充電器は33W高速充電アダプターだ!端子がなんかオレンジ!!」
「よく見たら本体に最初から画面フィルムが貼ってある!こりゃありがてえ!!!」
最近のスマートフォンセットとしては標準的な内容なのですが、お祭り状態なので何でも楽しめます。
ついでに他の家族がいない在宅勤務だったので、一人言を言いながら盛り上がっていました。(ほかの人がいたら、こんなにはしゃげません。)
その勢いでスマホ本体を裏返すと...
(黒いので見えづらいですが)「5眼レンズ~!こりゃあ~、レンズの宝石箱や~!!」
冷静に考えると全く意味不明ですが、心の中の彦摩呂が、思わず口からあふれ出してきました。
こうなると好奇心は止められません。ついに電源を入れてしまいました。
「有機EL液晶サイコー!!!」
…おそらく有機ELでなくてもサイコーと言っていたと思います。
有機ELが最高品質なのではなく、その時の気分がサイコーなのですから。
そんなことをしている間に昼休みの終わりが近づいていましたが、前の機種との比較までしてしまいました。
左側がそれまで使っていたもの、そして右側が新しいものです。
本体サイズが小さいので画面はわずかに小さくなっていますが、画面比率は上がっているようです。
もはや午後の仕事を休んで、この新しいガジェットでいろいろやりたくなってきます。
34年前にドラゴンクエスト3が発売された日は平日でしたが、多くの子供たちが学校を休んで買いに行ったため、社会現象と言われるようになりました。
当時の子供たちのワクワク感は、計り知れないものだったに違いありません。
今の私は、そんな子供たちのような気分です。
最新のスマートフォンという万能の武器を持って、冒険に出かけたい。
大人がワクワクするには、自分で自分を楽しませる
いつの間にか最新スマートフォンの開封実況のようになってしまいましたが、冒頭に書いたように、この記事のテーマは「大人がワクワクする方法」です。
年齢を重ねると不用意に一喜一憂しなくなってくるのは環境にうまく適応した結果なのですが、新しいことに対する感度が下がる、という副作用もあります。
今回のケースでは、次のような要因でワクワク感を出してきました。
・新しいものに飛びつくという、好奇心刺激効果
・発売前の商品を予約して待つという、待機効果
・事前情報を少しだけ集めるという、想像期待効果
・あえて感情を表に出すという、感情促進効果
・限られた時間で楽しむという、時限効果
(効果の名前は適当に付けました)
淡々と過ぎていった平穏な日々からコロナ禍の自粛を余儀なくされる生活に変わって長く経ちました。
耐えるばかりだと負の感情が溜まっていきがちです。
一方でアウトドア、エクササイズ、読書など、新しい刺激をもたらしてくれるものは割と身近にあったりします。
大人だって仕事を休んで冒険を探しに行ってもいいじゃん、という気持ちで行こうと思っています。
(ただし大人なので、後の生活に悪影響が出ないように、計画的に。)