ようやく真夏のピークを過ぎて猛暑の日は減ってきましたが、まだまだ暑い日が続いています。
毎日エアコンがフル稼働している家庭も多いのではないでしょうか。
我が家も極度に暑がりの幼児がいるため、できる限り子供の体感温度に合わせて室内の温度調節をしていました。
しかしある猛暑日の昼間に帰宅してエアコンを起動したらエラーが出て作動しない非常事態が発生!
一応、別のエアコンで冷房することはできたのですが、予備のエアコンがないのは心配です。
インターネット検索で調べたりメーカーに修理依頼をしたり試行錯誤した結果、エラーなく動かせるようになりました。
気温が高すぎるとエアコンが使えないってどういうこと!?
猛暑の時にエアコンが使えないということは、残念ながらあるようです。
現在のJIS規格において、冷房負荷試験の条件は43℃となっています。
要するに国内で売られているエアコンは、外気温が43℃までは動作が保証されているということになります。
(メーカーによっては規格以上に設計温度を高くしている場合もあります。)
43℃というと真夏の猛暑日の最高気温41.1℃よりも高いです。しかし問題ないとは言えません。
アスファルト舗装の道路の表面温度は50℃を超えることもあります。
また室内に設置されるエアコン本体と違って、室外機は直射日光が当たる場所に置かれることもあります。
そのような場合には、室外機の温度は外気温より5~10℃高くなることもあるようです。
我が家での緊急事態、エラーが出てエアコンが勝手に停止してしまう
我が家では日立のエアコンを使用していますが、猛暑日の昼過ぎに起動したところ、エラーランプが点滅して15分で自動的に動作を終了してしまいました。
何度やり直しても止まってしまいます。
まだ暑い日が続くという時にこれはまずい、とインターネットで不具合事例を調べたり、メーカーに問い合わせたりしました。
その結果、室外機に異常がある、というところまで状況が確認できました。
念のため、メーカーには修理依頼を出しましたが、訪問可能日は2週間ほど先となってしまいました。
この時期はどの家もエアコンがフル稼働になるので、故障による問い合わせも多く、訪問修理までに時間がかかるようです。
エアコン室外機に遮熱シートを貼ったところ、エラーが解消
真夏に2週間もエアコンが使えないのは非常にまずいです。
(一応、隣の部屋のエアコンは使えるのですが、2部屋分を冷やすには冷房能力が充分とは言えません。)
メーカー修理前に試行錯誤した結果、「遮熱シート」を貼ったところエラーが解消されました。
室外機が熱くなりすぎたことがエラーの原因だったようです。
室外機の温度を下げる方法は他にも吸気・排気口の近くに物を置かないなどがあるので万能の対策とは言えませんが、応急的には効果があるかもしれません。
真夏にエアコンの調子が悪くなったら、まずは室外機の設置環境を見直すのがおすすめです。