共働きで2人姉妹を育てる父親の生き残り戦略

5歳と3歳の姉妹を育てています。2020年4月~5月前半:育休準備編 5月後半~8月:育休編 9月~:片働き編。2022年5月~:共働き編

円安を味方につける外貨活用法、海外旅行の余りの小銭も手軽に換金

円安が進行しています。2022年3月までは1ドル115円程度でしたが、この記事を執筆している9月後半には144円まで円安が進行し、わずか半年で25%もアメリカドルの価値が上昇しました。このドル円相場は実に24年ぶりとなっています。

 

そして円安の進行によって海外から輸入する製品の値上げが相次いでいます。特に食料品の値上がりで、家計に直接的な影響を感じられている人もいると思います。こんな時に役立つ方法として、手軽にできる外貨両替のやり方を紹介します。

 

海外旅行後に残った現地通貨があれば、すぐに現金化できます。高額紙幣のより良い両替方法に加え、少額の小銭の両替も紹介します。

 

高額紙幣はインターネットの両替専門店で換金

外国紙幣の日本円への両替は銀行や街中の両替商、そしてインターネットの両替専門店などで行えます。それぞれにメリット・デメリットがあります。

 

銀行:信用力は高い反面、交換レートが低い(手数料が高い)
両替商:信用力、レートともに中程度
ネット両替:レートが高いが少額だと送料負担が大きい。信用力は低く、盗難リスクあり

 

インターネット両替は外貨を送った後に業者が行方不明になるリスクがあるため、業者の評判を徹底的に調べて、信用できそうな業者に両替を依頼することにしました。

 

インターネットでの両替手続き

手続きは以下のように進めていきます。

 

・インターネット上の両替専門店のウェブサイトに申込事項を入力
・外貨を計算(100ドルが10枚、50ドルが5枚、など金額ごと)
・外貨を業者のオフィスに郵送(紛失補償ありの一般書留を推奨)
・業者にて外貨の検証後、指定の口座に振り込み

 

破れていたり落書きされていて買取りできない紙幣は返送、もしくは慈善団体に寄付されます。

 

結果として、この時はアメリカドルが125円、ユーロが132円で買い取ってもらえました(2022年5月なので市中レートが9月より低いです。業者の交換レートが悪いわけではありません)。

 

外国のコインも換金できる!お出かけのついでに不用品を資産に

ほとんどの銀行や両替専門店では外国紙幣のみ両替ができます。しかし海外旅行に行くと、小銭(コイン)も余りがちです。日本国内では使い道がない、かと言ってお金なのでゴミ箱に捨てるにはもったいなく、ずっと押入れの奥にしまわれたままになってはいないでしょうか。

 

そんな時は街中に設置されている両替機で換金することができます。必要なものは外国のコインと、SuicaEdyなどの電子マネー用カードです。Amazonギフト券に交換する場合は、コインだけでもOKです。

 

まずはポケットチェンジの端末が設置されている場所を確認します。

両替機は北海道から九州まで、全国の都市部の商業施設などに設置されています。両替機が見つかったら案内に従って操作していき、手持ちのコインを投入していきます。

扱える外貨の種類は端末によって異なります。

 

写真の端末ではアメリカドル (USD)、ユーロ (EUR)、中国元 (CNY)、韓国ウォン (KRW)の小銭両替が可能でした(台湾ドル (TWD)などは紙幣のみ対応)。

 

コインを入れていくと外貨の種類と金額が自動で識別されて計算されます。

コインの投入が終わったら、換金方法を指定して確定します。

電子マネーであればその場でチャージ、ギフト券であれば確定後に出てくるレシートに印字されているコードを読み取って受け取ることができます。この時の交換レートはアメリカドルが110円、ユーロが119円でした。手軽に換金できる分、レートは低めです。ネット両替専門店より10%以上悪いレートでした。

 

そのためまとまった量の紙幣はインターネットの両替専門店で換金し、小銭をポケットチェンジの両替機で処分するのがおすすめです。


両替をすべきタイミング

いつ両替をすべきかについては、残念ながら明確な判断基準はありません。現在の円安がさらに進む可能性もある一方、反対に円高に向かう可能性もあります。

 

今回の円安は6カ月で25%という急激な変化なので、近いうちに円安トレンドが転換するかと思って換金してみました。

 

この方法のいいところは自宅に眠っている不用品を現金化できるだけでなく、通貨の再流通として社会に、いや世界に貢献できる部分です。