共働きで2人姉妹を育てる父親の生き残り戦略

5歳と3歳の姉妹を育てています。2020年4月~5月前半:育休準備編 5月後半~8月:育休編 9月~:片働き編。2022年5月~:共働き編

産前休暇の妻が毎日疲弊しているので、夫として仕事と育児と家事をやる

3人目の子どもの誕生が近づいてきました。

妻は産前休業に入り家で過ごしていますが、家庭内の分担は共働きステータスの時より私に偏っています。

妊娠の大変さと、それを支える大変さを感じる日々です。

 

妻は仕事から解放され、赤ちゃんを迎え入れる準備をする

妻は産前休業に入り、平日日中の固定的な予定はなくなりました。

2週に1度の妊婦検診などは必須の予定として入ってきますが、働いている時と比べて自由時間は増えているようです。

 

必須ではないけれどもやっておくと良いこととして、マタニティーヨガや散歩、ベビー用品の購入などもしています。

 

昼間の静養も妊婦の大事な役目と考えると、半日(日中の自由時間の半分)は赤ちゃんを迎え入れる準備に使っていると言えそうです。

 

仮にそれが正しいとすると、残りの半日は余暇になるわけですが…

 

夫は仕事と家事と育児に奔走する

冒頭に書いた通り、夫である私の家庭内分担は増えています。

大きく分けると妻の起床時間が遅くなった分と、夕方以降に妻がワンオペ育児に難を抱えるようになった分です。

 

具体的に描いていくと、まず起床時間については以前より30分ほど遅くなっています。

子どもたちを保育園に送り出すまでの時間を2時間とすると、30分はなかなかの割合です。

 

結果として朝食準備と片付け、2人の子どもの支度、布団の片づけなどを私が一手に引き受け、その間に妻が起床、朝食(食べる)、自分の身支度をしています。
(子どもの髪を結ぶなどは妻がやってくれています。)

 

睡眠不足で朝はなかなか体のエンジンがかからないようです。

 

次に夕方以降については、私の早帰りの必要性が高まっています。

共働きステータスの時は片方出社で片方在宅にして、在宅勤務側が夕方以降の家事育児を負担していました。

 

産休に入ってからは妻が完全在宅になっているのですが、妊娠後期の体でワンオペはきついということで、私の出社は最小限かつ出社時の約半分は18時前後に帰宅してフォローしています。

 

結果として私はフルタイムでノー残業、一方で仕事はいそがしくなり、疲れが溜まっています。

 

子どもを産むのは大仕事、未来の自分のために仕事も家事育児もやる

なんだか愚痴のようになってしまいましたが、負担が大きくなってもやり続けるのには意味があります。

 

出産の辛さは男女で大きな乖離があり、どうしても女性側の大仕事です。

辛い時期にあったことは記憶に残りやすいので、いかに妊娠期間の負担を軽減するかは、将来的な夫婦関係に影響すると思っています。

 

5歳と4歳の子どもたちが少しでも騒ぐと頭にきて強く注意してしまう現状の妻には苦い思いをしていますが、それだけ睡眠不足による体調不良が厳しい状態なのだろうということで、私ができるだけ間に入れるように、仕事の方を調整しています。

(調整しきれていないのが辛いところですが…)

 

睡眠不足を憂いて妻を憎まず、といったところでしょうか。

 

人生は5つのボールのジャグリング

仕事は責任をもってやり遂げないといけないのですが、それ以上に家庭に重きを置くことについて、感慨深い話があるので最後に紹介します。

 

コカ・コーラ社のブライアン・ダイソン元CEOの演説の一部です。

 

「人生は5つのボールをジャグリングしているようなもの。ボールには仕事、家族、健康、友人、そして自分の心という名前がついている。仕事のボールはゴム製で、落としても跳ね返る。しかしその他のボールはガラス製で、落としたら元に戻すことはできない。だから人生でうまくバランスを取り続けなければならない。」

 

仕事には代わりの人がいるが、父親に代わりはいないことを忘れないようにしています。