共働きで2人姉妹を育てる父親の生き残り戦略

5歳と3歳の姉妹を育てています。2020年4月~5月前半:育休準備編 5月後半~8月:育休編 9月~:片働き編。2022年5月~:共働き編

男性育休で産後の妻に3食&間食・昼寝付きの生活を提供した結果(男性育休39日目)

男性ですが赤ちゃんが生まれる前から育休目的の休暇を取り、産後の妻を楽にするためにいろいろ試行錯誤しました。
果たして、過酷な新生児育児中に妻の笑顔は見られたのか⁉

 

男性育休で新生児期に力を入れたこと

3人目の子供が生後1ヶ月半となり、生後1カ月の新生児期を終えました。
上の子の育児経験があるので今回はそれほど苦労しないと思っていましたが、かなり過酷でした。
それでも育休という機会を最大限に活用すべく、3つのことに注力しました。
1. 妻に3食昼寝付き、ついでにおやつ付きの生活を提供する
2. 上の子が不満をためないように相手をする
3. 新生児の世話もする

 

赤ちゃんの世話の優先順位費が低い形になっていますが、3人目ともなると赤ちゃんの面倒だけ見ればいいわけではないので、逆に私の顧客(サービス提供先)は主に妻と上の子にしました。
1人目だと状況は変わってきますが、夫として妻を支えることを最優先にするのが良い、という部分は同じです。

 

それぞれについて掘り下げていきます。

 

男性育休で新生児期に注力したこと1:3食昼寝付きの生活を提供する

産後1ヶ月は母体の回復のためにできるだけ動かないことが推奨されています。
外出も最小限にした方がいいため、楽しみは家の中に限られてきます。
そうなると食事の重要度が増してきます。

 

妻は育児に専念するため、赤ちゃんを除く家族の食事は私が3食ほぼ作っていました。
(と言っても凝ったものは作っていません。朝はご飯とみそ汁とおかず、昼はレトルトソースのスパゲティー、夜はミールキットでしっかりした献立、が基本でした。)

 

そして完全母乳で育児していたため、間食による栄養補給がしっかりできるように毎日準備していました。

 

厚生労働省の報告書(日本人の食事摂取基準 2025年版)によると、授乳期に追加で必要なエネルギーは350kcalとされています。


実際に必要なエネルギーは授乳量によって毎日変わるので、食事管理者として捕食(おやつ)を用意することにしました。


350kcalをスナック菓子などで摂取すると栄養素が偏るので、保存食として菓子類を常備しつつ、毎日おにぎりを握って置いておきました。

標準的なおにぎりよりも小さめにしておくと、小腹が空いたときに食べやすいと思います。

 

味付けはゆかりふりかけ、鮭フレーク、わかめなど
栄養面ではシラスや鮭など魚が良いと、母子訪問に来た保健師から(妻が)聞きました。

 

蛇足ですが350kcalというのは出産直後から妊娠前の体重に戻ることを前提とした、授乳期に痩せていく前提であることにはご注意ください。
また当然ですが、この値は典型的な指標であって、実際に必要なエネルギー量は個人個人で変わります。
ちなみに計算における想定授乳量は0.78L/日となっています。

 

こういうのは結論で判断しそうになりますが、実は前提条件をもとに自分のケースを類推するのが大事ですね。

 

男性育休で新生児期に注力したこと2:上の子が不満をためないように相手をする

赤ちゃんが生まれた時、上の子のケアは悩ましい問題です。

我が家の場合は上の子が6歳と4歳なので、それなりに年の差があります。
このくらいの年齢になると赤ちゃん返りはないのですが、まだ1人で自分のやりたいことができるまでにはなっていません。
例えば絵を描くのに見本を用意したり、折り紙を一緒にやってあげるなど親のサポートが必要になります。


親が赤ちゃんの世話にかかりっきりになると上の子が手持ち無沙汰になってしまうので、父親である私ができる限り相手をするようにしていました。

 

上の子2人が一緒に遊べればいいのですが、それぞれ別のことをやりたがることも良くあります。
むしろそういう時の方が多いです。

 

私の体は1つなのでどうにかこうにか相手をしていましたが、満足させられるほどには構ってあげられませんでした。

なかなか三方良し、にはならない…

 

特に食事の前後は準備や後片付けに忙殺されました。
食事を出して食べさせている間に、自分の分をかきこんで、後は食器洗いや洗濯物たたみなどをする。
食卓で会話をしながら食べるなんてもってのほか。赤ちゃんが育てばもう少し楽になるのでしょうか

 

男性育休で新生児期に注力したこと3:新生児の世話もする

家事、育児(上の子)、育児(赤ちゃん)の3要素のうち、家事と上の子の育児は私、赤ちゃん育児は主に妻というすみ分けにしていました。


それでも24時間対応の新生児育児は親1人だとできないので、妻にも休憩が取れるようにできるだけ赤ちゃんの相手もしていました。

 

具体的には早朝と日中の一部の赤ちゃん対応を引き受けていました。
妻は夜の睡眠が充分にとれないので、日中に昼寝する時間を確保できるようにしていました。

妻に3食間食・昼寝付きの生活を提供した結果

ここまでで新生児期1ヶ月間に注力したことを書いてきました。
男性育休としてはかなり頑張っている方、と自分では思っていました。


しかし、妻は毎日寝不足で辛そう、この生活を心から楽しむことはできなかったようです。
そしてその不満を受ける日々になっています。

 

夫婦ダブル育休でも、上の子ありで実家のサポートなしの新生児対応はきついです。
逆に言うと、きついと感じるくらい家庭生活にコミットできたことが、出生直後から男性育休を取得した意義と感じています。

まだまだ頑張りが足りていないのが心苦しいところですが。

 

それでも新生児期を終えて徐々に昼夜の区別がついてきています。

これからどんどん育児が楽しくなっていくはず!明けない夜はないのか?