共働きで2人姉妹を育てる父親の生き残り戦略

5歳と3歳の姉妹を育てています。2020年4月~5月前半:育休準備編 5月後半~8月:育休編 9月~:片働き編。2022年5月~:共働き編

赤ちゃん誕生の記念にベビーボックスが届いた。中身や注意点は⁉(男性育休55日目)

ベビーボックスという贈り物が我が家に届きました。
無料でもらえるものなのですが、申請が必要で地域による違いもあるようです。
もらえる条件や中身を紹介します。

 

ベビーボックスとは

赤ちゃんに必要なものがまとめられた箱がベビーボックスと呼ばれます。


元々はフィンランドで低所得層の家庭に提供されたことが発祥とされています。
本家のベビーボックスには赤ちゃん用品一式が詰め込まれていて、赤ちゃんが入れるくらい大きな箱です。
この取り組みによって、新生児死亡率の低下や育児知識の普及に影響があったとされています。

 

日本ではベビーボックスのほか、「チャイルドボックス」や「はじめてばこ」という名前で2010年代後半から広まってきました。

 

ベビーボックスの中身

我が家に届いたベビーボックスの中はこのようになっていました。

まず始めに現れたのはフォトブックでした。

 

そして二段目

食品ラップやフリーザーバッグが見えます。

 

箱から出して並べると、こんな感じ

すぐに使えるものとして、以下が入っていました。
・簡易フォトブック
・クレラップ
・フリーザーバッグ(ジップロック)
・昼寝用ブランケット
・水で消せるクレヨン
・葉酸サプリ
・ベビーオイル
・読み聞かせカード

 

他にもベビー用品のクーポン券などが入っていました。
日常生活の中で活用できそうです。

 

日本版ベビーボックスの無料配布の仕組み

本家フィンランドは行政による福祉事業としてベビーボックスが配布されていました。


それに対して日本では広告会社が海外文化を日本に持ち込んだことから広まっていきました。

 

現在では主に各都道府県のテレビ放送局や新聞社が主催し、コープ(生協)がボックスを各家庭に送り届けています。


民間企業による慈善事業という位置づけのため、ベビー用品会社等からの協賛品が無料配布の原資になっています。
そのため中身の構成はその時々で変わります。

 

我が家の場合は上の子が生まれた際にいただいたものと、今回のものでも内容は変わっていました。

 

ありがたく使わせていただこうと思います。
我が家がいただいたものの中では、特にブランケットが役立っています。

 

ベビーボックスには地域要件があり、申請が必要

前述のように日本版ベビーボックスは主に各都道府県のテレビ放送局や新聞社が主催しているため、都道府県ごとに実施体制が異なります。


ベビーボックスの無料配布が実施されていない地域もあります。

例えば関東エリアは栃木、群馬、神奈川でベビーボックスの提供がありますが、茨城、埼玉、千葉、東京では提供されていません。

 

ただし実施されていない地域でも、赤ちゃんを対象とした無料ギフトや試供品などを配布している企業もあるため、調べてみることをお勧めします。

 

また実施地域でも子供が生まれてから一定期間(例:1年)以内に所定の方法で申請する必要があるのでご注意ください。

 

ベビーボックスは子供の誕生時だけのチャンス!

 

赤ちゃんが生まれると急激に忙しくなり、また寝不足や疲労などで忘れやすくなっているので、出生後の行政手続きと合わせてやることリストに入れておくと良さそうです。