共働きで2人姉妹を育てる父親の生き残り戦略

5歳と3歳の姉妹を育てています。2020年4月~5月前半:育休準備編 5月後半~8月:育休編 9月~:片働き編。2022年5月~:共働き編

子どもの虫歯予防のための5重のバリア ~そして歯磨き好きへ

子どもの歯磨きの習慣づけは、ほとんどの家庭で頭の痛い問題だと思います。やらなければいけないけれど、子どもが嫌がる。嫌がるから無理やりやると、子どもはもっと歯磨きを嫌いになる、という悪循環

簡単にやる方法があれば理想的ですが、虫歯予防に王道なし。地道にやり続けるしかないのですが、より虫歯予防効果を高める方法を積み重ねたところ、5重のバリアを張ることになりました。

 

子どもの虫歯予防のための5重のバリア

写真はわが家で日常的に使っている虫歯予防グッズです。左から順に、次のようになっています。


1.子ども用歯ブラシと歯磨き粉
2.子ども用の電動歯ブラシ
3.キシリトールタブレット
4.キシリトールスプレー

 

順に、使い方や子どもの反応などを紹介します。ちなみに、5重のバリアのうちの4つが日常的なケアで、残り1つが歯科での定期的なケアです。

 

1.子ども用歯ブラシと歯磨き粉

歯ブラシはサンスターの子ども用を使っています。子どもの口と手の大きさに合わせた作りになっています。写真の#76は乳歯期用で、1~5歳向けです。

 

歯磨き粉はライオンのチェックアップです。中身はジェルになっていて口の中全体に広がりやすい一方、泡立ちは少なく、ごく少量の水ですすげばよいのが特徴です。フッ素とキシリトールが配合されています。研磨剤は入っていません。

 

子ども自身が歯磨きするための道具ですが、気分が乗らずに進まない時は、ポケモンスマイルという歯磨きアプリを使っています。

 

画面に出てくる虫歯菌をやっつけながら、最後にポケモンを捕まえるゲームです。無料で使えて、子どもが興味を持つ工夫が随所に施されています。ゲーム後に、自分が歯磨きする様子を写真で確認することができます。

 

歯をきれいに磨くというよりは、楽しみながら歯磨きへの抵抗をなくしていく練習です。

 

2.子ども用の電動歯ブラシ

大人による仕上げ磨きには、ベビースマイルレインボーという小児用電動歯ブラシを使っています。

振動式の電動歯ブラシで、電源ボタンを押してから60秒後に電源がオフになります。その間は透明な柄の部分が光り、緑、青、赤と色を変えていきます。

15秒ごとに音で知らせてくれるので、口の中を4分割して磨いていくことができます。

電動なので大人は短時間で磨きやすく、子どもは光や音で退屈しないようになっています。

USB Type-Cの充電式です。

 

3.キシリトールタブレット

ビーンスタークが発売している、ハキラという商品名のタブレットです。

甘味があって子どもにとってはお菓子感覚で食べられますが、虫歯の原因にならないので重宝しています。

「歯磨きできたらハキラ」と言うと、歯磨きする気になります(ならない時もあります)。

 

4.キシリトールスプレー

丹平製薬が発売している「ハミケア」という商品名のスプレーです。

こちらもキシリトール配合で、甘味があります。スプレーのため指向性があり、奥歯に向けて噴射しています。

子どもが歯磨き前に寝てしまったという時でも、応急処置として使えるのは便利です。

 

5.歯科での定期的なクリーニング

1~4までは日常的なホームケアでした。

ただしホームケアだけだと、どうしても磨き残しができます。大人の歯に比べて子どもの歯は弱く、虫歯になりやすいため、3カ月ごとに歯科で歯をクリーニングして、フッ素を塗っています。

幼児の医療費助成は自治体によって異なりますが、無料もしくは低額で定期的にメンテナンスできる場合がほとんどです(詳細はお住まいの自治体の医療費助成制度をお確かめください)。

 

まとめ

子どもの虫歯予防の5重のバリアとして、以下を紹介しました。
1.子ども用歯ブラシと歯磨き粉
2.子ども用の電動歯ブラシ
3.キシリトールタブレット
4.キシリトールスプレー
5.歯科での定期的なクリーニング


私が子どもの頃は手動の歯ブラシしかありませんでした。

それと比べると、子ども向けの虫歯予防商品はかなり充実しています。歯磨きを入念にやるよりも、複数のバリアを張って予防していく方が、子どもへの負担も少なく継続しやすいと感じています。