ビックカメラが無料で配布しているポスターカレンダーの2024年版が店頭に置かれる時期になりました。
初めて手に入れて眺めたところ、季節や地理、歴史など知育になる情報が満載でした。
子育て家庭で近くにビックカメラがあれば、毎日役立つ(かもしれない)カレンダーです。
- ビックカメラの特大無料カレンダーは長さ1m超え
- サブコンテンツ1:カレンダー部分
- サブコンテンツ2:日本地図部分
- サブコンテンツ3:十二支
- サブコンテンツ4:日本の世界遺産
- サブコンテンツ5:お札の歴史
- サブコンテンツ6:西暦・和暦・年齢早見表
- サブコンテンツ7:鉄道路線図
- サブコンテンツ8:ビックカメラのテーマソング
- まとめ:ビックカメラの特大無料カレンダーに知育情報がてんこ盛り
ビックカメラの特大無料カレンダーは長さ1m超え
記事タイトルに「特大」と書いた通り、カレンダーとしては抜群に大きく、また一般的な家庭用ポスターよりも大きいです。
サイズは幅60cm, 高さ103cmで、大きめのポスター (A1サイズ, 60cm x 84cm)よりも長さがあります。
メインコンテンツは12ヶ月一覧カレンダーと日本地図で、その他にサブコンテンツがあります。
このサブコンテンツの情報量があまりにも多く、また幼児~中学生くらいにかなり役立つ内容になっています。
順番に紹介していきます。
サブコンテンツ1:カレンダー部分
カレンダーの標準情報である月、曜日、祝日に加え、次の情報があります。
・月の和名(睦月、如月…)とその由来
・花暦、誕生石
・月の満ち欠け
・二十四節季とその由来
・七曜(大安、仏滅…)と九星(一白~九紫)
・祝日の由来
・月と曜日の英語スペルとカタカナ読み
ポイントは英語スペルだけでなく発音がカタカナで振られていること、そして祝日にふりがなが振られていることです。
小学校低学年からカレンダーを活用しやすくなっています。
サブコンテンツ2:日本地図部分
日本地図は県と県庁所在地といった簡易なものではなく、地図帳に載っているような詳細地図です。
目につきやすい部分だけでも次のような情報が載っています。
・山、河川
・市区町村
・主要国道、新幹線ルート、フェリー航路
・国立公園
・海の水深(等高線のみ)
さらに緯度経度があり、同緯度の世界主要都市が記載されています。
北海道と緯度が近いのはロシアのウラジオストクやアメリカのデトロイトといった具合に、日本地図ながら世界につながる情報が書かれています。
サブコンテンツ3:十二支
十二支と24時間の関係の説明があります。
言ってしまえば、「草木も眠る丑三つ時」とか「午の刻に集合」とか言うことは現代ではまずないですが、そういう歴史的経緯があるのを知ることで知識に広がりが出る、といったところでしょうか。
もっと身近な十二支としては、2024年の十二支の動物(辰)の解説もあります。
ちなみに十二支が動物で、それとは別に十干(じっかん)という数字のような概念があります。
そして十二支と十干の最小公倍数である60種類を干支というようです。
具体的には、2024年の十二支は辰で、干支は甲辰(きのえたつ)となります。
つまり「今年の干支は辰」というと誤用で、厳密には「今年の干支は甲辰」が正しい表現です。
恥ずかしながら私は今まで誤用していました。学ぶことは多いです。
サブコンテンツ4:日本の世界遺産
日本国内にある世界文化遺産や自然遺産のリストがあります。
数字が添えられているのですが、日本地図内対応する数字が書いてあるわけではなく、単なるリスト番号のようです。
各遺産がある県名も添えられているのですが、やはり日本地図内に遺産の名前があるわけではなく、少々立ち位置が不明のサブコンテンツです。
サブコンテンツ5:お札の歴史
2024年に新札が発行されるということで、新紙幣の解説が書かれています。
それだけでなく、1950年に発行された「聖徳太子の千円札」から現在に至るまでの紙幣の歴史が解説されています。
最近は電子マネーが普及してきて現金を使う機会が減ってきている中で、金銭の概念を感覚的に理解するには、ポスターの絵であっても見る機会が増えるのはいいことだと思います。
サブコンテンツ6:西暦・和暦・年齢早見表
1912年(大正元年)から2024年(令和6年)までの西暦と和暦対応表があります。
和暦を使うことは昔に比べて大幅に減りましたが、時々出てくることはあるので、手近に換算表があると便利かもしれません。
また年齢の対応表にもなっているので、自分の年齢を忘れがちな?親世代(祖父母世代)と話す際の手助けにもなりそうです。
関連して、長寿の祝いの表もあります。
こちらは「還暦が干支の1周」「白寿は百引く一」といったとんち(というか昔の知恵)を知る機会として、中学生くらいに役立ちそうです。
サブコンテンツ7:鉄道路線図
東京や大阪など、都市部の鉄道路線図が載っています。
なお赤く目立つように描かれている駅は主要ターミナル駅とかではなく、ビックカメラの店舗がある最寄りの駅です(笑
サブコンテンツ8:ビックカメラのテーマソング
ポスターの端にさりげなく「ビックカメラのテーマソング」が楽譜付きで掲載されていました。
まとめ:ビックカメラの特大無料カレンダーに知育情報がてんこ盛り
ここまで紹介してきた通り、日本地図付きカレンダーにサブコンテンツが8つも盛り込まれています。
隅々まで見ていくと、大人でも学ぶことがたくさんあると思います。
100円ショップで購入した日本地図ポスターより、はるかに情報量が多いです。
しかも無料なので、子育て家庭でビックカメラが近くにあれば、非常におすすめです!
ちなみに電子データは公開されていないので、ダウンロードして印刷することはできず、店頭入手のみです。