先月はインターネットの契約更新月でした。
それまでは固定回線を使っていましたが、育休終了後は家にいないことが多くなるため、モバイルルーターを使うことにしました。
具体的にはWimaxです。
使ってみた感じは、通信速度や通信エリア、携帯性に優れていて、今までよりも使い勝手が良くなりました。
新たな問題が浮上
電子レンジを使っている間は、Wimaxの通信がほとんどできなくなるのです。
直接の原因は電波干渉です。
Wimaxは2.4GHzの電波で通信をしているのですが、電子レンジが2.4GHzの電波を発するため、通信が阻害されてしまうのです。
解決策として、まずWimaxルーターを電子レンジから十分に離せば状況は良くなるのですが、部屋の反対側でも電波干渉を受けてしまうため、物理的に困難です。
次にWimaxルーターの通信電波を5GHzにすれば電子レンジの影響はなくなりますが、ルーターに接続する機器のいくつかは2.4GHz対応なので使えなくなってしまいます。
(ルーターの機種によっては2.4GHzと5GHzの同時利用が可能です。残念ながら購入したルーターには当てはまりませんでした。)
電子レンジを使っている時はWi-Fiを断念するしかないかと思いましたが、チャンネルを変更することで解決しました。
チャンネル変更の方法
Wifi Analyserのインストール
Wifi Analyserというアプリをスマートフォンにインストールして起動します。
具体的な使用方法は専門の解説サイトに譲りますが、難しい設定なしでWi-Fi一覧が表示されます。
私の周りのWi-Fi環境はこんな感じでした。
Wi-Fi電波機器は12機あり、思いのほか多いです。
マンションに住んでいるため、上下左右の部屋のWi-Fiが届いています。
とは言え、それ自体は電波干渉に影響していないので問題ないです。
私のWimaxは図で一番大きいSPWNで始まる電波なのですが、これが電子レンジの周波数と被っている、ということになります。
この時のWimaxのチャンネルは8でした。(上の図はチャンネル変更後です。)
ところで、2.4GHzのチャンネルはこのようになっています。
上下に重なりが多いチャンネルは互いに干渉してしまいます。
つまりチャンネル1~5、チャンネル6~10、チャンネル11~14は同じチャンネルと思って良いです。
干渉を起こさないようにするには、電子レンジの影響を受けたチャンネル(8)と異なるチャンネル(1~5、11~14)を選べばいいです。
Wimaxのチャンネル変更
Wimaxの機器設定確認・変更用のウェブサイトでチャンネルを変更します。
こちらのサイトで詳しく説明されています。
以上で設定変更は完了です。
電波干渉問題が解決
私の場合はこれによって、電子レンジを使っていても快適にインターネットが使えるようになりました。
最近はIoT機器がどんどん増えているので、利用する機器が2.4GHzなのか5GHzなのか、もしくは切り替え可能なのかは、機器購入時に少し気にするのが良さそうです。
これでめでたしめでたし…と言いたいところですが、今は別の問題が起きています。
解決策が見つかったら、記事としてまとめたいと思います。
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