共働きで2人姉妹を育てる父親の生き残り戦略

5歳と3歳の姉妹を育てています。2020年4月~5月前半:育休準備編 5月後半~8月:育休編 9月~:片働き編。2022年5月~:共働き編

父親がベビー誕生の1ヶ月前から休業してやったこと、やり残したこと(男性育休39日目)

男性育休は子供の出生当日から取得することができますが、誕生よりも前から休みを取って新生活の準備をしました。
そうして準備したことは非常に役立ちました。

 

一方で、1ヶ月の休みでもやり残したことがありました。
父親側も子供の誕生前から積極的に関わっていく必要があると感じました。

 

 

ベビー誕生1ヶ月から休業することにした背景

家庭環境としては夫である私と妻、6歳と4歳の子供2人にベビーが加わることになります。
私も妻も親が遠方に住んでおり、いわゆる祖父母サポートはありません。
上の子たちは、平日の日中は保育園に通っています。

 

しかし私の仕事が忙しくなって妊婦のワンオペ育児が増えると身が持たないと思われたため、妻の産前休業と並行して私も仕事を休んで家庭に専念することにしました。

 

ベビー誕生前の休業でやったこと:室内環境の整備

ベビーを育てる環境を整える前に、ベビー以外の家族の生活環境を整えました。
具体的には以下のようなことをやりました。
・キッチンや浴室などの大掃除
・洗面所などの換気口の手入れ
・子供部屋のおもちゃの整理と処分
・本や書類の整理
・クローゼットの中の整理と処分

 

要するに、日常生活の中で定期的にやるべき棚卸しをやりました。


とはいえ生活しながらだと上に挙げたようなことでも数日に分けてやっていく作業量がありました。
仕事しながらだと後回しになりがちなので、休みを取って本格的に作業を進めたのは正解でした。

 

ベビー誕生前の休業でやったこと:ベビー用品の準備

里帰り出産ではないので、出産して退院したその日からベビー育児生活が始まります。事前に買い揃えたりレンタルしたベビー用品を出して室内配置や導線検討、使い方の確認などを進めました。


ベビー用品はオムツから始まり、ベビーベッド、沐浴用ベビーバスなどいろいろあり、出してみると部屋の使い方が変わるくらいのインパクトがあります。


こちらも日々の仕事が終わった後、生活ルーティンに加えて進めていくことは難しいので、事前に休みを取って入念に行うのがおススメです。

 

ベビー誕生前の休業でやったこと:出生手続き準備

出生に関わる手続きは多くあります。
自治体への手続き:出生届、小児医療証、児童手当など
会社への手続き:家族構成変更、健康保険申請など

 

育休を取る場合は、これらに加えて育児休業の手続きが必要になります。


これらの書類について出生日と申請日を除いた項目をあらかじめ記入しておいたことで、出生後の作業負担は非常に軽くなりました。
24時間育児が始まると自分でも驚くほどミスしやすくなるので、集中できる時期に前もって準備しておくことは非常に重要だと感じています。

 

ベビー誕生前の休業でやったこと:家族のケアと心の準備

ここまでは物理的な準備について紹介しました。
それらと同じくらい大切なのが心理的な準備です。


そして物理的な準備は事前にやらなくても、いずれ必要に迫られて行うことになります。
それに対して心理的な準備は目に見えない形で家族の心に蓄積していきます。


その点において、父親側が意識的にやっていくことがとりわけ大事なのが家族のケアだと思います。


具体的には、妻が産前で不安な時や産後で体力的にきつい時期に寄り添ったり、上の子がいれば今までより優先的に相手をしてあげる、などです。


特に臨月の妻に対しては、家事を全て引き受けるくらい負担を減らして、体と心をいたわってあげたいところです。

 

ベビー誕生前の休業でやり残したこと

私の場合は1ヶ月の休みを取って平日の日中を中心にベビーの受け入れ準備を進めてきました。


結果としてここまでに書いてきたことはおおむね達成できたのですが、やり残したこともありました。


いくつかはベランダ掃除などの物理的準備なのですが、大部分は自己研鑽でした。
約1ヶ月、平日換算で20日ほどの有給休暇だったので語学やプログラミングなどの学習をやろうと考えていたのですが、結局できずに終わりました。


室内環境整備など、やったことより優先度は低いので後悔はないですが、子供が生まれる前からそれだけやることがあるかもしれない、ということはお伝えしておきたいと思います。