上の子にとって、赤ちゃんが生まれて自分が兄や姉になることが楽しみな反面、不安も大きいようです。
出産が近い時期には、父親の役割が大事になってきそうです。
年の差ありの姉たちは、赤ちゃんの誕生を心待ちにする
上の子は6歳と4歳の姉妹です。
この記事はその父親が書いており、母親は臨月です。
3人目の子どもが生まれるにあたって、長女と次女は毎日待ちわびています。
特に次女は末っ子から姉にアップグレードするということで、とても張り切っています。
おもちゃ収納に放置されていたままごとベビーカーと赤ちゃん人形を出してきて、子守りをすることが目に見えて増えました。
下の子とは年の差が6歳と4歳あるので、上の子としての自覚はしっかりしているようです。
姉たちは期待が大きい分、不安もある。そして母も精一杯
子どもたちにとって赤ちゃんが生まれることは楽しみが大きいようですが、やはりその分だけ不安もあるようです。
少し前まで自分でやっていた着替えを親に手伝ってもらうことが増えたりして、甘える様子が出てきました。
一方で妻はというと、臨月に入って急激に動くのが辛そうになってきました。
夜中に活発な胎児なので母体は十分な睡眠が取れていません。
そして出産予定日まで2週間となった時の妊婦検診では、子宮口が開き始めていると診断されました。
胎児自体もおなかの中で下がってきているらしく、歩くのにも支障が出ています。
上の子も母親も、精一杯です。
母も子も心の余裕がない産前からが、父親の腕の見せ所
家族全員に期待と不安が入り混じる中、精神的負担が比較的軽いのが父親だと思います。
身体的にも母親に比べて圧倒的に身軽です。
産後に備えて仕事をセーブしたり育休を取得する手続きをしている人は多いと思いますが、上の子がいる場合は出産前から父親の役割が大きくなっていると言えそうです。
普段は子どもの相手を妻に任せているとしたら、妊娠後早いうちから引き取れるようになっておくといいと思います。
核家族で祖父母のサポートがない場合は、上の子がいると出産から退院までの1週間ほどは、少なくとも父親がワンオペすることになります。
その際に子どもの心のケアができていると、生活が安定します。
入浴時や寝かしつけの時に子どもと話したり、希望する遊びにとことん付き合ってあげるだけで、子どもは満足感が得られます。
妻は産前休業で家にいるからと上の子の世話を妻任せにせず、逆に夫が仕事を切り上げて子どもを連れだすと、家庭環境はとても良くなるのではないか、と実際にやってみて感じています。