共働きで2人姉妹を育てる父親の生き残り戦略

2歳と0歳の姉妹を育てています。2020年4月~5月前半:育休準備編 5月後半~8月:育休編 9月~:片働き編

父親がフルタイム残業なしをやったらワーママが神様のように感じられた

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1人目の子どもが生まれたときは仕事重視の生活を送っていましたが、2人の子どもを祖父母サポートなしで育てていくため、フルタイムで勤務しつつ朝と夕方~夜は家事育児にフル参加することにしました。

 

その結果、今では多数派になっている「働きながら育児をする母親」の尊さを実感することになりました。

 

フルタイム残業なしトライアルの状況とルール

まずは私がフルタイム残業なしをした前提条件(環境)と、自分に課したルールを説明します。

 

前提条件
・家庭としては私(父親)、妻(母親)、長女(2歳)、次女(1歳)の4人家族
・私は在宅勤務多め(必要に応じて出社)
・妻は育休中
・長女は保育園児(平日の日中は非在宅、土日祝日は終日共同生活)
・次女は家庭保育(常時共同生活)

 

ルール
・6~8時と17~20時は家事育児をする
・それ以外の時間は自由

 

ルールはいたってシンプルです。言い換えると、朝と夕方~夜の育児ピーク時間は(父親も)家事育児に専念する、ということです。

 

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トライアル開始時の、父親としての家事育児スキル

他の父親との直接的な比較が難しいのですが、知り合いの話やインターネット上にある平均的な父親像からすると、家事育児スキルは高い方だと思います。

 

新生児期の沐浴や離乳食、寝かしつけなどはできるようになっていて、前準備や後片付けなどのいわゆる「名もなき家事」も認識しています。

 

休日であればいわゆるワンオペ育児もできる、というベースです。

 

フルタイム残業なしトライアル パート1:朝時間

子どもたちが起きてから登園完了までは一日の中で最も育児負荷が高い時間です。一方で夕方に仕事を切り上げるため、育児以外にもやるべきことがあります。

 

以下で紹介するタイムスケジュールは、私が行っていることです。下には書いていませんが、妻も並行して育児し、主に次女の世話をしています。

 

 5:00 起床
~6:20 仕事(メール処理等)
~6:50 朝食準備
~7:30 朝食(長女に食べさせつつ体温測定なども)
~7:45 食事片付け、保育園ノート記入、長女着替えなど
 7:45 子どもにテレビを観せる

 

私の担当はここまでで、子どもがテレビに夢中になっているうちに仕事部屋に引っ込みます。時々、気づかれて「おとうさんっ!しごとしないでっ!!!」と呼び出されます。

 

フルタイム残業なしトライアル パート2:仕事時間

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8時~17時まで仕事をします。起床後にメール処理は済んでいるので、他の人にやってもらう作業があれば10時までに依頼します。依頼が遅れると17時に仕事が終わらなくなるので、午前中の集中力が大事です。

 

昼休みは妻とコミュニケーションして、乳幼児の面倒をずっとみるストレスを緩和したり、必要に応じて昼食を作って妻に出したりします。

 

フルタイム残業なしトライアル パート3:夕方~夜時間

子どもが保育園から帰ってきてから寝かしつけが終わるまでは、再び育児がピークとなる時間帯です。

特に2歳児と1歳児を同時に入浴させるとカオスになるので、この時間に両親が揃っていることは重要です。

 

 17:00 仕事終了
~18:00 入浴
~19:00 夕食、後片付け(夕食作りは妻)
~19:30 子どもと遊ぶ
~20:00 寝かしつけ(遅いと21時過ぎまで)

 

父親のフルタイム残業なし実践結果

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「仕事での要求に全て応えて余った時間を家事育児にあてる」のではなく、「仕事時間を区切って育児時間を確保する」ことによって、貴重な経験が得られました。

 

父親のフルタイム残業なしはかなりきつい

男性正社員という立場上、残業なしで働くのは難しいです。仕事には多かれ少なかれ波があるので、仕事量が多い時期は残業なしを貫くのは相当の覚悟が必要となります。

 

今回においてもそれなりの覚悟をして最初は残業なしで定時内に仕事をやりくりしていましたが、持続可能でないことが判明して断念しました。

 

残業しないことによる仕事の評価への影響、ひいては将来的なキャリアや収入に影響が出ることを考慮すると、「残業なし」を貫くことは家庭の幸福度を上げるための最重要項目ではないと考えたためです。

 

そのため基本ルールである「朝と夕方の育児ピークは家庭のことに専念する」ことに徹して、子どもの寝かしつけの後に残業していました。

 

在宅勤務はワークライフバランス向上に非常に貢献度が高い

仮にフルタイムで8時間(+昼休み1時間)働き、通勤時間を往復1時間とすると、仕事による拘束時間は10時間、時間帯は例えば8:00~18:00となります。通勤時間を少なめに見積もっても、朝夕両方の育児ピーク時間を家庭に専念するのは無理、と言わざるを得ません。

 

その点、在宅勤務ができたことはワークライフバランスの「ライフ」部分の向上に非常に効果的でした。特に夕方の育児時間を確保しつつ、その後に仕事時間をシフトして十分な業務時間を確保することは、オフィス勤務では実現できないことです。

 

夫婦間での負荷の偏りが気になる

仕事のピークを乗り切るためには寝かしつけまではできない、という日もあり、その際は子どもに夕飯を食べさせた後に仕事に戻りました(その際には長女から「おとうさんっ!しごとしないでっ!!!」と言われましたが、やむを得ず振り切りました)。

 

それでも仕事が終わってからは翌朝の準備を中心に家事は欠かさずやっていました。

 

そのような状況下で、育休中の妻との家事育児の分担量に疑問を持ったこともありました。これについては「ワンオペもするワーママが仕事重視の夫に不満を持つ」状況に似ているかもしれません。

 

それを踏まえて、残業せずに頑張るワーママが神様のように思えてきました。

 

補足事項

今回の「朝夕の育児ピーク参加」トライアルでは「前からある程度育児参加をしていた」という事前の積み上げがありました。

 

トライアル実行に際しては育児や家事タスクのやり方を習得しているのみならず、「子どもが嫌がらずに言うことを聞いてくれる」ということも重要です。

 

そのため家庭を顧みずに仕事専門だった父親がいきなり本格的に始めることはお勧めしませんが、「育児ピーク時間に父親がいる」ということは、母親にとってとても助かるサポートであることは間違いありません(ただし受け身だと余計に邪魔者かもしれません)。