共働きで2人姉妹を育てる父親の生き残り戦略

5歳と3歳の姉妹を育てています。2020年4月~5月前半:育休準備編 5月後半~8月:育休編 9月~:片働き編。2022年5月~:共働き編

父が行く3歳児健診、子どもの様子を訊かれて困らないために準備すべきこと

次女が3歳になり、3歳児健康診査の案内が送られてきました。乳幼児健診時の保護者は単なる引率者ではないため、親力が試されます。

そのようなイベントに父親が立ち向かうにはどうしておくべきか、父親目線で書いていきます。

 

事前準備が大変、母親任せにしないことが肝心

健診が近づくと、居住する自治体から案内が送られてきます。案内には説明書類の他、問診票や尿検査キットが同封されています。

 

これらを確認してしっかり事前準備をするのは楽ではないですが、母親に丸投げしてはいけません。

 

かと言って父親が出生時の状況(妊娠週数など)を調べるのも難しいところなので、母親(妻)と確認しながら記入していくのが好ましいです。

 

問診票の記入項目には「子供の発育状態」「普段の食事内容」や「健診時に相談したいこと」があり、問診票を作成することで当日の受け答えが準備できるようになっています。

 

逆に言うと、子供を健診に連れてきた人=問診票を記入した人として質問が飛んできます。

 

当日の持ち物についても、当然ですが父親自身が確認して準備することが大事です。

 

3歳児健診で行われること1:尿検査

ここからは私が次女を3歳児健診に連れて行って感じたことを書いていきます。
自治体によっては検査項目が異なるかもしれません。)

 

尿検査は当日の朝に自宅で採取した尿を提出して終わりです。

 

3歳だと寝る時はオムツのため朝までに尿が溜まっていなかったり、検尿コップを股下に差し出された状態に緊張したりで、指定された日に成功させるのは簡単ではありません。

 

うまく採尿できなかった場合は、次回以降(4歳まで)の健診日に採尿して提出すれば検査してもらえます。

 

一方で健診はほとんどが平日日中を指定されるため、検尿提出だけのためにスケジュールを調整することが難しい場合は、事前に紙コップなどで練習しておくと良いかと感じました。

 

3歳児健診で行われること2:問診

自治体の担当者が子供と会話をして発育の状況を確認します。

 

尋ねられることはカードに描かれている動物の種類や大小など簡単なことですが、初対面の人と話すことになるため、子供によっては普段の受け答えができないこともあると思います。

 

そんな時でも親としてはできるだけ口を出さず、じっと見守るのが望ましいと思われます。

 

あまりに子供が押し黙ってしまうようであれば、担当者から親に「普段は答えてくれますか?」のような問いかけが来るので、そこで答えれば十分です。

 

3歳児健診で行われること3:歯科検診

歯科医師による検診が行われます。虫歯の有無の他に、歯の汚れや嚙み合わせなども検査が行われます。

 

我が子は歯並びを見られただけで、指しゃぶりの常習者であることを見破られました。4歳までには指しゃぶりを卒業したいところです…

 

3歳児健診で行われること4:身体測定

身長と体重を測ります。

 

オムツもしくはパンツ一丁になって測定するので、普段から着替えさせるのに慣れておく必要があります。

(父親が手こずっているようであれば、係の人がサポートしてくれる感じではあります。)

 

3歳児健診で行われること5:診察

医師が診察を行います。

 

ここで子供の体の状態を確認したりはしますが、どちらかと言うと親に対する問診が中心です。

そのため、ここで事前に問診票の記入で準備したことが生きてきます。

 

健康状態に関して気になることがあれば、専門家としてのアドバイスを聞くことができます。

 

3歳児健診で行われること6:生活相談

食事や生活リズムなど、日常生活全般で注意しておくべきことを聞きます。

 

食事に関して好き嫌いを訊かれることがあるので、普段の食事の様子を把握しておくことが大事になってきます。

 

子供自身のことの他に、親として育児に関する相談をすることもできます。

 

子供を健診に連れてくる父親はいなくはないが、まだ少ない

最後に雑感として、親の男女比の偏りが気になりました。

 

私が行った健診会場では、父親単独で子供を連れてきているケースは2割~3割でした。
(母親単独が大多数で、両親参加型が若干あり)

 

妻の話によると、2年前の長女の3歳児健診では父親はいなかったようです。

 

それから比べると父親が参加するようになってきたという点で大きな変化が感じられますが、今後も父親の育児分担を進めていく必要があるのかな、と感じました。