育休を終えて職場復帰したら、定期健康診断の時期でした。
急いで書類を取り寄せて滑り込みで受診したところ、いろんな意味でクソみたいなことになりました。
職場に復帰したら定期健康診断が始まっていた
育休明けの最初の業務は健康診断でした。
既に同じ部署の周りの人は健康診断を続々と受診していたため、急いで総務に問い合わせて書類一式を受け取りました。
会社での健康診断は毎年受けていたので、案内書類に従っていつも通り受診すればいいだろうと思っていました。
健康診断キットに入っていた、見慣れないもの
健康診断の書類は封筒に入っており、中身は以下でした。
- 送付状
- 同封物リスト
- 診断受診の手引き
- スケジュール表
- 診断結果記入票
- 尿検査キット
ここまではいつも通りです。
しかし…今まで見たことないものが、今回は出てきました。
それがこちら↓
よく見ると「採便」と書いてあります。
これはもしや…検便キット!!!???
同封資料に間違いはないか
この容器を最初に見た時は、検査の種類が増えたのかな?くらいに思っていました。
念のため、同封物リストを見返してみると…検便キットは書かれていない!
どういうことだ!?
次に受診の手引きを丹念に読んでいくと、「健康診断」と「生活習慣病予防健診」の説明が目に留まりました。
健康診断は34歳以下が対象です。
一方で35歳からは、生活習慣病予防健診を受けることになります。
(正確には35歳になる年度から、健康診断に加えて生活習慣病予防健診を受けます。)
私はまだ34歳以下なので、健康診断のみのはずです。
しかし受診の手引きを読む限りでは、検便が必要なのは生活習慣病予防健診の方です。
念のため(2回目)、担当者に問い合わせると「34歳以下ですよね…同封物が間違っていました。検便キットは処分してください」
うおおぉぉぉーー危なかったぁぁぁーーー!!!
送られてきた資料を鵜呑みにしていたらどうなったか
ここからは想像(妄想)です。
ーーーー健康診断当日ーーーー
健康診断の列に並ぶ私、周りは20代~34歳の「若手」
係員「次の人どうぞ、事前に案内したものを出してください」
私「はい、受診票、尿検査キット、あと検便です」
係員「えっ???生活習慣病予防健診の方は別の日時ですよ!?」
私「えっ???」
周りの人「ザワ・・・ザワ・・・」
新入社員Aさん「この人、何でウンコ出してきたの?(混乱)」
20代Bさん「35歳以上のオジサンなのに若手気分かよ!しかも間違えてるし!(嘲笑)」
同期Cくん「こいつ実は35歳以上だったのか!大学は多浪してたのか~(ニヤニヤ)」
近くに同じ部署の若手がいたら、私は影で「クソオヤジ」と呼ばれるようになっていたに違いありません。
今回の教訓
「責任が自分に降りかかる物事に対しては、他人の作業は鵜呑みにせず、自分の目で確かめるべし」
クソみたいな話というか、まさにクソの話になってしまいました。
ご検便勘弁を。
蛇足ですが、健康診断は万事良好な結果でした。
付録
検便をしたのは、もう20年以上前です。
昔の記憶から、検便キットは緑の丸容器を想像していたのですが、説明書を読んだら昔より格段に衛生的になっていました。
技術進歩は偉大ですね。