タイトルは「父親だけど娘の髪を結べるようになりたい」にするか悩みました。
最終的に、世間的にマイナーという位置づけではなく、親という替えのきかない存在であることを打ち出すことにしました。
また本日から実質的な育休が始まり、優先的にやっていくことが早速見つかったので、書いておきます。
問題の発端
長女(1歳半)の髪を結ぶことが急務になってきました。
理由は暑くなったからです。
長女はものすごく汗をかきます。(同年齢数人を世話する保育園の先生からも指摘されました。)
昨年の夏にクーラーを入れ忘れて寝かせた時は、長女が寝た跡がはっきり分かるくらい布団が濡れていました。
今年は早くも夏日が出現するなど、例年より気温が高く注意が必要です。
加えて1年前より注意すべきことがあります。
当時は長女の髪の長さがスポーツ少年並みに短かったのですが、今では肩にかかるくらい長くなってきました。
こうなると汗をかきやすい長女は、気温が20℃を超えたくらいの室内でも、遊んでいるうちに髪が汗で濡れてきます。
一生懸命になって部屋を行ったり来たりすると、入浴後にタオルで拭いた髪くらい濡れていることもあります。
このままの状態で過ごすと、あせもになってしまいます。
そのため親として対処することにしました。
ちなみに父親が娘の髪を結ぶことによる周囲の反応(称賛)を得たい、とかは特にないです。
合理性重視なので、やらなくても問題ないことは徹底的に省きます。
そのためファッション的なヘアアレンジもやらずに済ませたいのですが、そうもいかないようです(後述)。
人生で初めて髪を結んだ
髪を結んだ方が長女が過ごしやすいと妻に指摘されたので、やってみることにしました。
妻から渡された小さな輪ゴムを使ってツインテールに挑戦します。
後頭部の髪を左手で掴んで、右手に持ったゴムを1回通すのは楽勝です。
しかし二重、三重にしていくことができません。
幼児の細い髪はするりとゴムから抜け出していきます。
結び方のコツとかも予習していないので勝手が分からず、髪ではなく指がゴムで縛られたりします。
加えて1歳半の長女はじっとしていられる年齢でもないので、すぐに頭を振って逃げようとします。(私の髪の扱い方が良くないこともあります。)
10分以上かけてようやく片方がなんとなく結べました。本当になんとなく。
反対側も四苦八苦してツインテールができました。
妻の評価:
結ぶ位置が左右対称になってない。結ばれていない後ろ髪がある。頭頂部の髪が盛り上がっている。後頭部の髪の分け目がきれいに出ていない。ちゃんと最初に髪をとかしてから始めた? ○✕△◇%$&…
いろいろダメ出しされました。
指摘は正しいので問題ないです。
しかし今すぐにはできません。
問題はマニュアル化できる技術の部分ではなく、個人の習熟度に左右される技能の部分なのです。
これはもう、練習していくしかありません。
目標は、真夏になるまでに安定してツインテール+αを結べるようになることです。
効率的にスキルアップしていくために、先人の知恵を借りたいけれど
やるべきことは明確になっていて、かつ昔から行われていることです。
であれば、車輪の再発明はするべきではありません。
上に書いた状況ではとりあえず自力でやってみましたが、あえなく(というか、やはり)撃沈しました。
次に、初心者向けの子供の髪の結び方を調べてみました。
…見つかりません。
「三編み以上のレベルの結び方を分かりやすく教える」サイトや「簡単ヘアアレンジ紹介」サイトは写真・動画問わず多く存在するのですが、「ヘアゴムの持ち方すら分からない」人向けの情報は見当たりません。
「パパでも簡単」的なタイトルに期待して、中身を見てかなり裏切られた気持ちになりました。
おそらく(基本的に)髪を結ぶ必要性が男性にはないため、共働きの家事分担であっても、相対優位な母親の役割として分業がなされることが圧倒的に多いのでしょう。
そして父親がやる場合、元から興味があって既に経験を積んでいるのではないでしょうか。
我が家のように必要に駆られてやっている人に会いたい。
機能性は重要、それでもやっぱり見た目も大事
人生初の髪結いチャレンジでは妻にいろいろダメ出しされました。
合理性最優先の私には、あせもという悪影響を取り除く機能性が満足されれば充分なのですが、妻からするとそれだけではダメなようです。
信憑性は不明ですが、「女性の7割は髪で損している」という意見の専門家もいます。
ファッションや美容のことは分かりませんが、テクノロジーの世界にも「機能を追求することによって美しさに行き着く」機能美という考え方があります。
また見た目が良くて損することはないので、きれいに結い上げることも意識することにします。
参考:育休での優先順位
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