共働きで2人姉妹を育てる父親の生き残り戦略

5歳と3歳の姉妹を育てています。2020年4月~5月前半:育休準備編 5月後半~8月:育休編 9月~:片働き編。2022年5月~:共働き編

イヤイヤ期は非常に厄介だが、命に別条はない(育休15日目)

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1歳半過ぎの長女にも、他の子と同じようにイヤイヤ期がやってきました。

少し前からその兆候はあり、長女が異様に不機嫌だと感じたことはありましたが、今回ようやく確信を得るに至りました。

 

イヤイヤ事件の前触れ

いつもと同じように長女に夕食を摂らせていました。

夕食メニューはオムライス、味噌汁、バナナヨーグルトです。

(味噌汁はオムライスに付くスープとしてはあまり一般的ではありませんが、長女は豆腐入りの味噌汁が好きなのです。)

 

半分までは得に不満そうな様子もなく、自分でスプーンですくって口に運び、時々「おちた!」と実況中継しながら食べ進めていました。

 

しかしその後、長女に異変が起きます。

始まりはエプロンの食べこぼしポケットに落ちたオムライスが取れないことで泣き出しました。

私が長女からスプーンを受け取り、ポケットからすくい上げて口元に運んでも嫌がって食べません。

 

イヤイヤ事件の勃発

そうしているうちに涙がこぼれ、叫ぶような号泣になってしまいました。

 

おかしいなあ、いつもと違うなあ。私は悠長に構えていました。

すると長女の号泣はエスカレートし、口に手を入れて「ゔああああぁぁぁー」と雄叫びをあげるほどになりました。

 

これはただ事ではない。

もしかして喉に食べ物が詰まったのだろうかと一瞬思いましたが、食事には固い食材はありません。むしろ飲み込みやすいメニューです。

そして大声が出るので、塊が気道に詰まったわけでもありません。

 

少し様子を見ていましたが、長女の泣き叫びが治まる気配はありません。

次に私は、アレルギーの可能性を疑いました。

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https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyou-shippei/hint-allergy.html

しかし今回の食事メニューは以前に何度も食べて問題はありませんでした。

成長したことによりアレルギーが起きるケースも稀にあるようですが、可能性は低いです。

 

再び、長女の様子を見ることにしました。

大泣きして汗をかいているものの、熱はありません。

体の各部に発疹も出ていません。

オムツはパンパンではないし、うんちも出ていません。

 

困りました。これ以上の手立ては思いつきません。

運悪く妻は家にいません。

的確な対処法を持たない私は、長女を落ち着かせるために抱っこすることにしました。

 

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長女は号泣しています。

私は長女を抱っこして揺らしています。

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長女は号泣しています。

私は長女を抱っこして揺らし、時々質問してみます。

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長女はやはり号泣しています。

私は長女を抱っこして揺らし、時々質問して、おもちゃやお菓子を見せます。

 

長女の号泣が少し治まってきました。

既に泣き始めてから30分が経過しています。

なんとか話すことができるようになったので「ボーロいる?」と訊くと、長女はうなずきました。

 

ボーロを長女に数粒与えてみます。

今度は静かに食べています。

食べ終わる直前に、長女は再び号泣し始めました。

 

長女は号泣しながらも何かを訴えています。

大泣きして声が乱れていたため、この時点では聞き取れなかったのですが、長女は「ボーロ、ほしい」と言っていたようです。

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泣く→ボーロ食べる→ボーロなくなる→泣く…の繰り返しを3回したところで、これ以上は食べさせられないため、おもちゃやテレビなどあらゆる娯楽に目を向けさせ、最終的に長女は落ち着きを取り戻しました。

 

食事開始から1時間が経過していました。

 

今後に備えてどうすべきか

文章で振り返ってみても、イヤイヤ期の特徴である、欲望を抑えきれないことによる強い感情が出ています。

 

イヤイヤ期の子供への対応に関しては大きな愛で受け止める、共感するなどのアドバイスが既に多く紹介されています。

これらは理想的ではあるのですが、同時に親の心に余裕があることも要求されます。

たいていはこれで乗り越えることができますが、常に余裕があるとも限りません

 

私は仕事でリスク解析をしています。

リスク管理の観点では「Worst Case」と言って最悪ケースへの対応を準備しておくことが重要です。

 

我が子の場合は1時間近く「叫ぶ力を身につけた乳児」のように泣かれたので親としては非常に疲れましたが、アレルギー反応のように命に関わる出来事ではありませんでした。

最悪ケースは窒息やアレルギー反応なので、相対的にイヤイヤ反応は大したことではない、というスタンスです。

(それでもやはり疲れますが。)

 

親に余裕がある時は思いっきり受け止めてあげましょう。

余裕がない時は、命に別状はないと考えて、無視されたと子供に思われない程度にあしらってあげるのが、大局的には得策ではないかと思います。

 

(ただし、周りに他人がいる場所では状況が変わってきます。この場合の最悪ケースは気分を害した他人に危害を加えられたり、知人がいれば後々まで悪影響が尾を引くことなので、親が覚悟して(子供に)対処するしかないです。)

 

長女のイヤイヤ期は始まったばかりです。

これほど苦戦するとは思っていませんでした。

自分では育児はできる方だと思っていたのですが、まだまだ精進が必要です。

もうすぐイヤイヤ期と新生児のコンビが我が家にやってくるので、心に余裕を持つために禅修行でも始めようかな

 

付録

思い切り泣いた後は、ハイチェアにお気に入りのぬいぐるみを乗せて飲み物をあげていました。きょうだいができても優しく接してくれそうです。

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